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    2026年9月21日 22時00分

    S&P500、短期的に最大約7%下落する可能性

     米大手証券のストラテジストは、米株式市場において、エネルギー価格の上昇や債券市場の変動拡大が株価の下押し圧力となっており、金融環境の更なる引き締めが進めば、短期的にS&P500が最大約7%下落する可能性があるとの見方が浮上している。

     これまでは好調な企業業績が利回り上昇による悪影響を緩和してきたものの、S&P500のバリュエーションは過去4カ月に渡り低下傾向にあり、足元では3月以来の低水準に落ち込んでいると指摘。金融環境の更なる引き締めや原油をはじめとするエネルギー価格の大幅な上昇が重なった場合、S&P500は7100まで下落するシナリオが想定されるという。これは18日終値比で約7%安の水準にあたる。

     S&P500は8月中旬に最高値を更新して以降、根強いインフレ懸念や米10年債利回りが5%近辺の高水準で推移していることを背景に伸び悩みが続いている。本日のWTI原油先物は100ドルを下回っているものの、7月安値との比較ではなお約43%高い水準にある。FRBも先週、3年ぶりとなる利上げに踏み切るなど、金融引き締め策への警戒感が強まっている。

     ただ、11月の米中間選挙に向けたボラティリティの上昇を経つつも、相場の下値は堅調な企業業績によって支えられるとも述べている。現在のS&P500も最高値から約2%安に留まっており、第2四半期の好決算が下支えとなっている。

     同ストラテジストは、大型の高品質銘柄を選好する姿勢を示しつつ、サービス関連や資産を多く持たない「アセットライト」型業種への資金流入を指摘。年内に向けて強気相場が再開すれば、目標株価である8000(現行水準から約5%高)へ到達するとのシナリオを維持している。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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