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    2026年8月27日 22時01分

    エヌビディア、「循環的資金調達」を巡る懸念に反論

     前日引け後に決算を発表したエヌビディア<NVDA>は、顧客企業への投資や資金調達の保証を通じて自社製AI半導体の購入を支える、いわゆる「循環的資金調達」を巡る懸念に反論した。

     同社はこれまで、自社製品を購入するAI企業に出資したり、バランスシートを活用して顧客の資金調達を保証したりする取引について、市場から厳しい視線を向けられてきた。こうした資金が最終的にエヌビディア製品の購入に回り、AI需要を人為的に押し上げているのではないかとの懸念が背景にある。

     同社のクレスCFOは「われわれは支援の規模を認識しており、一部から循環的な資金調達と呼ばれることも理解している」とした上で、「われわれの見方は異なる。投下資本に対する株式投資のリターンは非常に優れたものになる」と強調した。

     フアンCEOも決算発表後のインタビューで、こうした投資を擁護。「最先端のAI研究企業の中には、一世代に一度というほどの企業がいくつかある。われわれはそうした企業に投資し、支援し、パートナーになりたい」と述べた。

     さらに「もちろん、そうした企業にはエヌビディアを基盤としてエコシステムを構築してもらい、われわれとともに事業を拡大してほしい」と説明。「初期段階で投資できたことは素晴らしい機会だった。率直に言えば、もっと投資しておけばよかったと思っている」と述べた。

     エヌビディア側は、顧客への資金支援をAI半導体需要を人工的に作り出す循環取引ではなく、将来有望なAI企業への投資と、自社プラットフォームを中心としたエコシステム拡大のための戦略的な資本配分と位置付けている。

    株探ニュース