2026年8月27日 22時49分
セールスフォース、決算受け大幅高 アンソロピックとの戦略的提携拡大も発表=米国株個別
(NY時間09:46)(日本時間22:46)
セールスフォース<CRM> 242.86(+37.24 +18.11%)
セールスフォース<CRM>が大幅高。前日引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益が予想を大きく上回った。受注残に当たる残存履行義務(RPO)は予想を下回ったものの、進行中の残存履行義務(cRPO)は予想を上回っている。ガイダンスも公表し、27年度通期の見通しを上方修正したほか、第3四半期についても予想を上回る見通しを示している。
同社はまた、アンソロピックとの戦略的提携拡大を発表。「クロード・フォース」を立ち上げると述べた。第1弾として「セールスフォース・イン・クロード」を提供する。今後はクロード、セールスフォース、スラックを横断したさらなる統合機能を導入する計画としている。
同社は、AI時代でも成長を続けられることを示すよう市場から迫られており、人による監視なしに顧客サービスなどの業務を処理するAIツール「エージェント・フォース」の普及を進めている。同社は6月、AIスタートアップのフィン社を36億ドルで買収すると発表。この買収により、顧客サービス向けAIを強化し、オープンAI会長で同社の元共同CEOであるテイラー氏が設立したAIスタートアップ、シエラなどへの競争力を高める狙いがある。
アナリストからは堅調な業績に加え、アンソロピックとの提携拡大を評価する声が出ている。
「市場の期待値が低かった中、第2四半期決算と業績見通しは堅調で、AI事業の継続的な進展も示した」と評価。さらにアンソロピックとの新たな提携について、「企業によるAI導入を大きく加速させる可能性がある」とした。
別のアナリストは「決算は堅調で、業績見通しも心強い内容」と評価した。さらにクロード・フォースの発表とあわせ、「セールスフォースを巡るAIの投資ストーリーを、よりポジティブな方向へ転換する助けになる」と指摘した。
(5-7月・第2四半期)
・1株利益(調整後):5.90ドル(予想:3.28億ドル)
・売上高:113.5億ドル 11%増(予想:113.2億ドル)
サブスク&サポート:108.2億ドル(予想:107.9億ドル)
プロフェッショナルサービス・その他:5.25億ドル(予想:5.34億ドル)
・営業利益率(調整後):34.1%(予想:33.6%)
・ブッキング:187.9億ドル(予想:189.1億ドル)
・残存履行義務(RPO):663億ドル(予想:676.6億ドル)
進行中の残存履行義務(cRPO):335億ドル(予想:333.9億ドル)
・FCF:11.0億ドル(予想:8.46億ドル)
(8-10月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):3.42~3.44ドル(予想:3.39ドル)
・売上高:114.2~115.0億ドル(予想:114.2億ドル)
・進行中の残存履行義務(cRPO):約14%増(予想:13%増)
(27年度通期見通し)
・1株利益(調整後):16.67~16.71ドル(従来:14.06~14.12ドル)
・売上高:461~464億ドル(従来:459~462億ドル)(予想:461.1億ドル)
・営業利益率(調整後):34.3%
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
セールスフォース<CRM> 242.86(+37.24 +18.11%)
セールスフォース<CRM>が大幅高。前日引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益が予想を大きく上回った。受注残に当たる残存履行義務(RPO)は予想を下回ったものの、進行中の残存履行義務(cRPO)は予想を上回っている。ガイダンスも公表し、27年度通期の見通しを上方修正したほか、第3四半期についても予想を上回る見通しを示している。
同社はまた、アンソロピックとの戦略的提携拡大を発表。「クロード・フォース」を立ち上げると述べた。第1弾として「セールスフォース・イン・クロード」を提供する。今後はクロード、セールスフォース、スラックを横断したさらなる統合機能を導入する計画としている。
同社は、AI時代でも成長を続けられることを示すよう市場から迫られており、人による監視なしに顧客サービスなどの業務を処理するAIツール「エージェント・フォース」の普及を進めている。同社は6月、AIスタートアップのフィン社を36億ドルで買収すると発表。この買収により、顧客サービス向けAIを強化し、オープンAI会長で同社の元共同CEOであるテイラー氏が設立したAIスタートアップ、シエラなどへの競争力を高める狙いがある。
アナリストからは堅調な業績に加え、アンソロピックとの提携拡大を評価する声が出ている。
「市場の期待値が低かった中、第2四半期決算と業績見通しは堅調で、AI事業の継続的な進展も示した」と評価。さらにアンソロピックとの新たな提携について、「企業によるAI導入を大きく加速させる可能性がある」とした。
別のアナリストは「決算は堅調で、業績見通しも心強い内容」と評価した。さらにクロード・フォースの発表とあわせ、「セールスフォースを巡るAIの投資ストーリーを、よりポジティブな方向へ転換する助けになる」と指摘した。
(5-7月・第2四半期)
・1株利益(調整後):5.90ドル(予想:3.28億ドル)
・売上高:113.5億ドル 11%増(予想:113.2億ドル)
サブスク&サポート:108.2億ドル(予想:107.9億ドル)
プロフェッショナルサービス・その他:5.25億ドル(予想:5.34億ドル)
・営業利益率(調整後):34.1%(予想:33.6%)
・ブッキング:187.9億ドル(予想:189.1億ドル)
・残存履行義務(RPO):663億ドル(予想:676.6億ドル)
進行中の残存履行義務(cRPO):335億ドル(予想:333.9億ドル)
・FCF:11.0億ドル(予想:8.46億ドル)
(8-10月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):3.42~3.44ドル(予想:3.39ドル)
・売上高:114.2~115.0億ドル(予想:114.2億ドル)
・進行中の残存履行義務(cRPO):約14%増(予想:13%増)
(27年度通期見通し)
・1株利益(調整後):16.67~16.71ドル(従来:14.06~14.12ドル)
・売上高:461~464億ドル(従来:459~462億ドル)(予想:461.1億ドル)
・営業利益率(調整後):34.3%
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース