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    2026年8月27日 23時40分

    ベスト・バイ、好決算も株価下落 関税還付で収益力を見極めにくく=米国株個別

    (NY時間10:40)(日本時間23:40)
    ベスト・バイ<BBY> 83.02(-4.42 -5.05%)

     家電販売のベスト・バイ<BBY>が下落。取引開始前に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高は予想を上回った。米既存店売上高も予想を上回る増収となった。ガイダンスも公表し、通期の見通しを上方修正している。

     ただ、株価は冴えない反応。年初来で株価が31%上昇していたこともあり、投資家の高い期待を満たすには不十分との受け止めのようだ。今回の決算には3400万ドルの関税還付による押し上げ効果が含まれており、基礎的な収益力を見極めにくくしている。また、決算説明会で示された利益率見通しへの懸念も株価の重しになったと見られる。

     アナリストは業績の上振れや見通し引き上げを評価する一方、関税還付による利益率押し上げの持続性を見極めたいとの声が出ている。

     「強気派にとっては、米既存店売上高の伸び加速、大幅な業績見通しの引き上げ、成長カテゴリーの構成」が好材料になる。一方、弱気派にとっては関税還付によって押し上げられた利益率、インセンティブ報酬の増加、海外事業の弱さが懸念材料になる」と述べている。

     特に3400万ドルの関税還付を除いた場合、今回示された粗利益率改善がどの程度持続可能なのかが焦点になるとの見方も示した。

    (5-7月・第2四半期)
    ・既存店売上高:4.1%増
      米国:4.5%増(予想:1.9%増)
      海外:1.8%減(予想:1.3%増)
    ・1株利益(調整後):1.47ドル(予想:1.38ドル)
    ・売上高:97.8億ドル 3.6%増(予想:95.9億ドル)
      米国:90.7億ドル(予想:88.4億ドル)
      海外:7.09億ドル(予想:7.42億ドル)
    ・粗利益率:23.9%(予想:23.5%)

    (8-10月・第3四半期見通し)
    ・既存店売上高:1~3%増(予想:0.2%増)
    ・営業利益率(調整後):4.1~4.2%(予想:4.1%)

    (27年度通期見通し)
    ・既存店売上高:1.9~3.0%増(従来:1%減~1%増)(予想:1.2%増)
    ・1株利益(調整後):6.70~6.90ドル(従来:6.30~6.60ドル)(予想:6.62ドル)
    ・売上高:423~428億ドル(従来:412~421億ドル)(予想:421.2億ドル)

    【企業概要】
     米国とカナダで、Best Buy、Best Buy Ads、Best Buy Business、Best Buy Essentialsなどのブランドで、実店舗およびオンラインを通じて、大型・小型家電製品、コンピューター・モバイル関連製品、フィットネス製品、オフィス・住宅用家具、おもちゃ、ゲーム機などの多様な製品を販売する。配送・設置などのサービスも行う。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース