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    2026年8月27日 23時07分

    オクタ、決算受け大幅高 顧客企業のAI導入拡大が需要押し上げ=米国株個別

    (NY時間10:07)(日本時間23:07)
    オクタ<OKTA> 164.91(+30.49 +22.68%)

     サイバーセキュリティのオクタ<OKTA>が大幅高。前日引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。進行中の残存履行義務(cRPO)も予想を上回っている。ガイダンスも公表し、27年度の通期見通しを上方修正している。通期の売上高見通しの上方修正は今年2度目となる。

     サブスクの受注残が予想を上回り、顧客企業によるAI導入拡大がサイバーセキュリティ需要を押し上げている。第2四半期のサブスク受注残は過去最高を記録した。顧客企業が新たに導入したAIシステムを保護する必要性が高まっていることが追い風となった。

     マッキノンCEOは「売上高を100億ドル、200億ドル、300億ドルへと拡大して行くのであれば、このような成長のカタリストが必要だ」と述べた。

     受注が予想を上回った主因はAI導入の拡大で、新製品が受注全体の30%を占めた。この中にはAIエージェント向けの「オクタ・フォー・AIエージェンツ」も含まれる。ただ、同製品は現時点でcRPOにはまだ大きく寄与していないという。

     アナリストからも今回の決算を評価する声が相次いでいる。「すべての指標で予想を上回る力強い決算となり、業績見通しも全面的に引き上げた」と評価。一方、見通しの上方修正については、第2四半期の上振れ分を概ね反映したものとの見方を示した。

    (5-7月・第2四半期)
    ・1株利益(調整後):1.05ドル(予想:0.97ドル)
    ・売上高:8.05億ドル 11%増(予想:7.93億ドル)
      サブスク:7.93億ドル(予想:7.81億ドル)
      プロフェッショナルサービス・その他:1200万ドル(予想:1170万ドル)
    ・粗利益率(調整後):82%(予想:81.9%)
    ・営業利益(調整後):2.26億ドル(予想:2.06億ドル)
    ・FCF:2.27億ドル
    ・進行中の残存履行義務(cRPO):25.9億ドル(予想:25.1億ドル)

    (8-10月・第3四半期見通し)
    ・1株利益(調整後):0.92~0.94ドル(予想:0.94ドル)
    ・売上高:8.13~8.17億ドル(予想:8.09億ドル)
    ・営業利益(調整後):1.96~2.00億ドル(予想:2.00億ドル)
    ・進行中の残存履行義務(cRPO):25.9~26.0億ドル(予想:25.7億ドル)

    (27年度通期見通し)
    ・1株利益(調整後):3.90~3.94ドル(従来:3.79~3.87ドル)(予想:3.84ドル)
    ・売上高:32.2~32.3億ドル(従来:31.9~32.1億ドル)(予想:32.0億ドル)
    ・営業利益(調整後):8.30~8.40億ドル(従来:8.06~8.26億ドル)(予想:8.19億ドル)

    【企業概要】
     従業員や請負業者がサインインし、重要な業務に必要なアプリケーションにシームレスかつ安全に接続するためのアイデンティティクラウドサービスを提供する。様々なクラウド、Web、SaaSアプリケーション、オンプレミスサーバー、APIやその他のサービスに、多様なデバイスから安全にアクセス可能。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース