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    2026年8月25日 21時44分

    強気の資金フローは弱まる兆候 ただ、投資家のポジショニングはなお良好維持

     米大手銀のストラテジストによると、世界の株式市場では強気の資金フローが弱まりつつあるものの、投資家のポジショニングは現時点でなお良好な状態を維持している。

     ストラテジストは、米国では投資家がロングポジション解消と新規のショートポジション構築に傾いていると指摘。S&P500先物とナスダック先物のエクスポージャーはいずれも中立的な水準に戻りつつあるという。一方、ラッセル2000は例外で、ロングポジションが依然として過去3年間の高水準付近にある。

     ストラテジストは「ラッセル2000ではロングのエクスポージャーがなお3年ぶりの高水準付近にあるため、弱気のモメンタムが続けば利益確定売りが膨らむリスクが引き続き高い」と指摘した。

     欧州では投資家心理がやや悪化したものの、平均的なポジショニングは先進国市場の中で最も強気となっているという。ただ、ドイツのDAX指数については「最大の短期的なリスクがある」と指摘。「利益が出ているロングポジションと、大幅な含み損を抱えるショートポジションが併存しており、資金フローが一方向に大きく傾きやすい状況にある」とした。

     アジアのポジショニングについては、市場ごとのばらつきが非常に大きいと分析。韓国総合株価指数(KOSPI)と香港ハンセン指数には新たなリスクテイクの資金が流入しているほか、大規模なショートカバーも追い風となっている。一方、アジアのその他の複数の市場では、弱気の資金フローが引き続き増加しているという。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース