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    2026年7月24日 0時28分

    サービスナウが決算 AIツールが成長後押しとの期待を一段と高める 株価は下げに転じる=米国株個別

    (NY時間11:23)(日本時間00:23)
    サービスナウ<NOW> 94.27(-1.19 -1.25%)

     管理ソフトのサービスナウ<NOW>が前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。進行中の残存履行義務(cRPO)も予想を上回っている。ガイダンスも公表し、サブスク売上高の見通しのレンジ上限を上方修正した。

     同社の新たなAIツールが成長を後押しするとの市場の期待が一段と高まった。AI関連の年間契約額が10億ドルを突破したことを明らかにし、第2四半期末時点で年間契約額500万ドル超の顧客数は658社となり、前四半期の630社から増加した。

     マスタントゥオーノCFOは声明で「AI関連の新規事業は引き続き予想を上回る実績を上げている。今回の業績はわれわれの幅広い需要、力強い事業執行力、営業レバレッジを示している」と述べた。

     同社も他のソフトウエア企業と同様に、AIを収益化できることを証明しようと取り組んでおり、新たな競争圧力を跳ね返そうとしている。

     株価は発表直後は時間外で上昇したものの、その後は下げに転じている。アナリストらは、IBM<IBM>やペガシステムズ<PEGA>の失望を誘う決算を受けた後だけに、今回のサービスナウの決算は励みとなる内容だったと評価。ただその一方で、会社側が示した見通しについては、どの程度保守的な前提を織り込んでいるのかを巡り、見方が分かれている。

    (4-6月・第2四半期)
    ・1株利益(調整後):0.90ドル(予想:0.87ドル)
    ・売上高:39.9億ドル 24%増(予想:39.3億ドル)
      サブスク:38.8億ドル(予想:38.1億ドル)
      プロフェッショナル・その他:1.10億ドル(予想:1.09億ドル)
    ・粗利益率(調整後):78.0%(予想:79.1%)
    ・残存履行義務(RPO):290億ドル
      進行中残存履行義務(cRPO):132.0億ドル(予想:129.9億ドル)
    ・FCF(調整後):6.34億ドル(予想:6.51億ドル)

    (7-9月・第3四半期見通し)
    ・サブスク売上高:39.75~39.80億ドル(予想:40.1億ドル)
    ・進行中残存履行義務(cRPO):19.5%増

    (通期見通し)
    ・サブスク売上高:157.6~157.8億ドル(従来:157.4~157.8億ドル)(予想:157.4億ドル)

    【企業概要】
     世界の企業・大学・政府機関等向けに、あらゆるクラウド・モデル・データソースと統合したAI主導型プラットフォームを提供する。異なる部門・システムを連携させ、生産性の向上、プロセスの合理化、従業員と顧客双方のエクスペリエンスの改善をもたらし、顧客のワークフローのデジタル化・自動化を支援する。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース