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    2026年7月23日 22時54分

    アメリカン航空、決算受け下落 燃料費上昇が圧迫=米国株個別

    (NY時間09:54)(日本時間22:54)
    アメリカン航空<AAL> 13.68(-1.12 -7.54%)

     アメリカン航空<AAL>が下落。取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの1株利益は予想を上回った。ただ、株価は冴えない反応。ガイダンスも公表し、第3四半期の1株損益は赤字の見通しを示したほか、通期1株利益の見通しも下方修正した。

     第3四半期については、燃料費が大幅に上昇することが赤字の背景。7月21日時点の先物燃料価格に基づくと、第3四半期の燃料費は前年比で約17億ドル増加する見通し。

     イラン情勢を受けた燃料価格の高止まりを背景に、2026年通期の利益見通しを今年2回目となる下方修正を実施。これにより、他の航空大手2社との差を縮めようとする取り組みは足踏みを余儀なくされている。

     今回の慎重な見通しは、アイソムCEOへの圧力を一段と強める内容となった。同CEOは今年に入り株価の低迷に直面しているほか、ユナイテッド航空<UAL>から打診された統合の可能性についても拒否してきた。ア
     同社は、価格変動の影響を受けやすいベーシックエコノミー運賃ではなく、より収益の安定しているプレミアムサービスやロイヤルティープログラムの強化によって事業の立て直しを図っている。

    (4-6月・第2四半期)
    ・1株利益(調整後):0.15ドル(予想:0.03ドル)
    ・売上高:167.4億ドル 16%増(予想:167.1億ドル)
      旅客収入:152.1億ドル(予想:152.8億ドル)
    ・有効座席マイル(ASM):818.4億マイル(予想:815.2億マイル)
    ・有償旅客マイル(RPM):681.2億マイル(予想:691.6億マイル)
    ・搭乗率:83.2%(予想:84.7%)
    ・有効座席マイル当たりコスト(CASM):19.90セント
    ・燃料費を除くCASM:13.93セント
    ・有効座席マイル当たり旅客収入(PRASM):18.59セント
    ・期末保有機数:1609機

    (7-9月・第3四半期見通し)
    ・1株利益(調整後):0.10~0.70ドルの赤字(予想:0.31ドル)
    ・売上高:16~19%増
    ・燃料費を除くCASM:2.5~4.5%増
    ・有効座席マイル(ASM):3~5%増

    (通期見通し)
    ・1株利益(調整後):0.65ドルの赤字~0.65ドルの黒字(従来:0.40ドルの赤字~1.10ドルの黒字)(予想:0.61ドル)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース