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    2026年7月14日 23時55分

    ウェルズ・ファーゴが決算 資産運用・投資銀行部門が寄与 ただ、株価は軟調=米国株個別

    (NY時間10:54)(日本時間23:54)
    ウェルズ・ファーゴ<WFC> 87.00(-0.67 -0.76%)

     ウェルズ・ファーゴ<WFC>が取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、経常収益とも予想を上回った。純受取利息(NII)は予想範囲内だったものの、他のすべての事業部門で力強い増収を達成した。
     コンシューマーバンキング・融資部門は6%増収、ウェルス・投資管理部門は13%増収、商業銀行部門は6%増収、コーポレート・投資銀行部門は16%増収だった。特に資産運用・投資銀行部門の手数料収入増が寄与した。

     シャーフCEOは声明で「景気循環を通じて適切と判断するリスクを取りながら、顧客支援と成長に向けて資本を慎重に配分している」とコメントしている。

     同銀は、一連の不祥事を受けて資産拡大を制限していた長年の規制措置から昨年解除され、現在は事業構成の見直しを進めるとともに、トレーディング顧客向けファイナンスを拡大し、将来の収益拡大につながる顧客基盤の強化を図っている。

     第2四半期の有形普通株主資本利益率(ROTCE)は17.7%へ上昇し、昨年10月に掲げた中期的な収益性目標の達成が視野に入っている。

     また、投資銀行手数料収入は35%増の9億3900万ドルとなった。同銀はM&A分野で第6位にランクインしており、平均案件規模は業界トップとなっていることから、今年の大型案件で存在感を示していることがうかがえるとの指摘も出ている。

    (4-6月・第2四半期)
    ・1株利益:2.00ドル(予想:1.71ドル)
    ・経常収益:226.2億ドル(予想:218.0億ドル)
    ・純受取利息(NII):123.2億ドル(予想:123.2億ドル)
    ・コンシューマーバンキング・融資:102.9億ドル(予想:97.7億ドル)
    ・商業銀行:31.2億ドル(予想:30.4億ドル)
    ・平均融資残高:1.03兆ドル(予想:1.02兆ドル)
    ・平均預金残高:1.47兆ドル(予想:1.44兆ドル)
    ・不良資産:79.4億ドル(予想:87.8億ドル)
    ・普通株式等Tier1(CET1)比率:10.3%(予想:10.2%)
    ・有形普通株主資本利益率(ROTCE):17.7%(予想:15.1%)
    ・自己資本利益率(ROE):15.0%(予想:12.7%)
    ・総資産利益率(ROA):1.15%

    (通期見通し)
    ・純金利収入(NII)見通しを据え置き。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース