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    2026年7月14日 23時21分

    ゴールドマン、決算受け最高値圏に上昇 株式トレーディング、投資銀行が好調=米国株個別

    (NY時間10:20)(日本時間23:20)
    ゴールドマン<GS> 1129.78(+83.87 +8.02%)

     ゴールドマン<GS>に買いが強まっており、株価は最高値圏に上昇。取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益が予想を大きく上回ったほか、経常収益も予想を上回った。トレーディング部門が好調だったほか、投資銀行部門も予想を上回った。

     AI相場やイラン紛争を背景とした市場の変動が続く中、株式トレーディング収入が過去最高を更新。株式部門は、銀行業界全体で過去最高の四半期収入記録を3四半期連続で更新した。第2四半期だけで、2019年通期分の収入を上回っている。顧客向け資金調達業務と、投資ポジションの組成・執行の双方が伸びた。投資家がAI分野をけん引するアジアのハイテク企業に積極的な投資を行い、S&P500は6年ぶりの好成績を記録している。

     投資銀行部門は、第2四半期にスペースX<SPCX>の過去最大規模のIPOや、アルファベット<GOOG><GOOGL>の増資を主導したことで、リーグテーブルで競合を大きく引き離した。株式引受業務の収入は前年比130%増となった。M&A市場で3分の1超のシェアを握り、今年助言を担当した案件は総額1兆ドルと、単一の銀行としては過去最速のペースで進んでいる。

     ソロモンCEOは声明で「長期成長戦略を着実に推進しており、案件パイプラインを踏まえると、この好循環は今後も継続すると見込んでいる」とコメントしている。事業全体で勢いが加速しているとも述べた。

    (4-6月・第2四半期)
    ・1株利益:20.98ドル(予想:14.46ドル)
    ・経常収益:203.4億ドル(予想:163.5億ドル)
      グローバル・バンキング&マーケッツ:155.2億ドル(予想:118.6億ドル)
       FICC:45.9億ドル(予想:37.6億ドル)
       株式:74.2億ドル(予想:50.2億ドル)
       投資銀行:34.0億ドル(予想:28.8億ドル)
        アドバイザリー:13.8億ドル(予想:13.9億ドル)
        株式引受:9850万ドル(予想:7504万ドル)
        債券引受:10.3億ドル(予想:7.82億ドル)
      純受取利息(NII):39.5億ドル(予想:35.3億ドル)
    ・預金残高:5580億ドル
    ・貸倒引当金:1.02億ドル(予想:1.71億ドル)
    ・自己資本利益率(ROE):23.5%(予想:16.4%)
    ・CET1比率(標準的手法):12.9%(予想:12.7%)
    ・運用資産残高(AUM):4.04兆ドル(予想:3.79兆ドル)
    ・運用資産純流入額:2300億ドル
    ・融資残高:2610億ドル(予想:2554億ドル)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース