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    2026年10月1日 21時40分

    米大手銀アナリスト、主要メモリー半導体株を段階的に買い始めるべき

     米大手銀のアナリストは、AI関連需要の拡大によって来年は半導体の深刻な供給不足に陥る可能性が高いとして、世界の主要メモリー半導体メーカーの株式を徐々に買い始めるべきだとの見方を示した。

     来年の需給をどのように試算しても供給不足という結論になると指摘。10月から段階的にポジションを積み上げ、来年の見通しがより明確になった段階で確信を持って買う戦略を示している。

     マイクロン<MU>、サムスン電子、SKハイニックス<SKHY>の株価は7-9月期に下落。AI投資やメモリー需要の持続性への懸念が重しとなり、6四半期連続の上昇に終止符が打たれた。

     ただ、同アナリストは需要減速への懸念は行き過ぎており、市場は来年必要となる高帯域幅メモリー(HBM)の需要を過小評価していると指摘。ブロードコム<AVGO>やアルファベット<GOOG><GOOGL>傘下のグーグルなどが巨額の注文を出しているとした。

     同アナリストは、2027年のHBMビット需要が前年比62%増の752億ギガビットに達すると予想している。市場予想は約30%増に留まっており、大幅な上振れ余地があると見ているという。

     前日発表のマイクロンの決算も、メモリー市場に対する強気な見方を裏付ける内容となった。第4四半期決算は市場予想を上回り、11月までの第1四半期についても強気の見通しを示していた。

     また、サムスン電子が最先端HBMの開発で大きく前進しているとして、来年はSKハイニックスを抜いてHBM市場シェア首位に立つと予想している。サムスンのシェアは今年の約30%から約42%に上昇する一方、SKハイニックスは47%から35%に低下、マイクロンは22%で横ばいになると見ている。

     メモリー半導体株への強気姿勢に確信を持っているものの、マクロ経済を巡る懸念が根強いことから、一度に買うのではなく段階的に積み増すのが1つの方法だとも述べている。

    株探ニュース