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    2026年9月19日 0時38分

    フォルクスワーゲンが見通し引き下げ ポルシェの評価損や中国市場の急縮小

     ドイツ株式市場でフォルクスワーゲン(VW)が下落。傘下のポルシェの評価損や中国自動車市場の急激な縮小、そして事業再編に伴う費用を反映し、営業利益率の見通しを引き下げた。同社は営業利益率について、従来予想の4.0-5.5%から「最大で1%」へ大幅に下方修正している。一方、26年の売上高見通しについては、前年比3%減から横ばいとする従来予想の中央値付近になるとした。

     中国をはじめとする主要市場での環境悪化や、バッテリー式電気自動車(BEV)シフトに伴う需要変化が営業利益を圧迫する見通し。利益面では巨額の減損損失や再編費用の計上が響く。

     VWは傘下の高級車ポルシェの中長期見通しの見直しに伴い、同事業に割り当てた「のれん」の価値を引き下げ、約60億ユーロ(非現金)の減損損失を第3四半期に計上する。

     さらに、早期退職制度の拡充や独オスナブリュック工場の売却推進に伴う追加の事業再編費用に加え、業績が低迷する中国連結事業の資産の評価損も実施。これら3要因により、下半期に合計約20億ユーロのマイナス影響が生じる見込み。

     一方、同社の筆頭株主であるポルシェSEは、26年度連結利益の黒字維持を予想するものの、通期利益見通しを従来の15-35億ユーロの黒字から、5億ユーロの赤字ー15億ユーロの黒字へと下方に修正した。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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