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    2026年9月18日 21時08分

    米企業利益、急減ではなく増益ペース鈍化に留まる

     S&P500企業は足元で稼ぎ過ぎの状態にあるものの、AIによる生産性向上が下支えとなり、今後の利益は急減するのではなく、増益ペースが鈍化するに留まるとの見方がアナリストから出ている。

     S&P500企業の1株利益について、2027年、2028年ともに11%増を予想。今年の利益成長の約半分を占めているAI投資の寄与は、2026年の11ポイントの押し上げから、設備投資の伸び鈍化に伴い2028年には小幅な押し下げ要因に転じると見ている。

     一方、AI投資に代わってAIによる生産性向上が利益成長のけん引役になると予想。AIの生産性向上効果はS&P500企業の1株利益の伸びを2027年に1ポイント、2028年には2ポイント押し上げると試算している。

     足元の利益が長期的なトレンドを上回っている背景には、半導体企業の異例に高い利益や一時的な投資利益もあると指摘。半導体企業の粗利益率が過去15年間の平均である55%まで低下した場合、S&P500企業全体の利益を約10%押し下げる可能性があるとも述べた。

     S&P500の目標については、3カ月後に8000、6カ月後に8300、12カ月後に8700を維持。今後の株価上昇はバリュエーション拡大ではなく、企業利益そのものの成長が主なけん引役になると見ているという。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース