2026年9月18日 21時00分
ビットコイン、7万8000ドル台を一時回復 タカ派なFOMCへの落ち着いた反応に安心感
*ビットコイン(ドル)(NY時間07:59)(日本時間20:59)
77997.00(+1497.49 +1.96%) 高78407.13 安76195.25
円建参考値 1231万0267円(+236349 +1.96%)
*イーサ(ドル)
2505.79(+54.23 +2.21%) 高2519.20 安2434.90
円建参考値 39万5488円(+8559 +2.21%)
*XRP(ドル)
1.3226(+0.0249 +1.92%) 高1.3393 安1.2868
円建参考値 208.75円(+3.93 +1.92%)
ビットコインは続伸し、一時7万8000ドル台を回復。今週は強いサポートとして意識されている7万5000ドルをうかがう場面も見られたが、同水準では押し目買いが入り反転。本日は一時7万8407ドルまで上昇し、FOMCを巡る警戒から進んだ下げを取り戻す動きとなっている。
市場が期待していた米暗号資産規制を巡る「クラリティ法案」に進展は見られなかったものの、今週のFOMCが想定以上にタカ派的だったにもかかわらず、株式、債券市場とも比較的落ち着いた反応を見せていることが安心感に繋がっている。FOMC前に積み上がっていた警戒感が後退し、ビットコインにも買い戻しが入っているようだ。
原油高が一服していることも支援材料。WTI原油は一時100ドルを下回り、インフレ再加速や金利上昇への警戒がやや後退。これまで原油高はインフレ懸念を通じて米金利を押し上げ、ビットコインの重しとなっていただけに、足元の原油相場の落ち着きはリスク資産にとって追い風となっている。
需給面でも改善の兆しが見られた。17日の米現物ビットコインETFには1億5950万ドルの純流入があり、ブラックロックのIBITには1億8370万ドルが流入した。15日と16日は2営業日連続で資金流出となっていただけに、FOMC通過後に投資家の買いが戻った可能性もある。ただ、現時点では単日の動きに過ぎず、資金フローが持続的な流入基調に転じたかを判断するには今後の動きを確認する必要がありそうだ。
一方、日銀は政策金利を1.25%へ引き上げたものの、現時点で暗号資産市場に大きなリスクオフは広がっていない。通常であれば円金利の上昇は円キャリー取引の巻き戻しを通じてビットコインなどリスク資産への逆風となり得るが、今回の利上げは市場で相当程度織り込まれていたうえ、決定後はむしろ円が弱含んでいることから、キャリー取引の急激な巻き戻しへの警戒も高まっていない。
目先は7万8000ドル台を維持し、8万ドルを再び試すことができるかが焦点。本日高値の7万8407ドルを明確に上抜ければ、心理的節目の8万ドルが次の上値メドとして意識されそうだ。FOMCと日銀会合という重要イベントを通過したことで、今後はETFへの資金流入が継続するかが上昇の持続性を占うポイントとなりそうだ。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
77997.00(+1497.49 +1.96%) 高78407.13 安76195.25
円建参考値 1231万0267円(+236349 +1.96%)
*イーサ(ドル)
2505.79(+54.23 +2.21%) 高2519.20 安2434.90
円建参考値 39万5488円(+8559 +2.21%)
*XRP(ドル)
1.3226(+0.0249 +1.92%) 高1.3393 安1.2868
円建参考値 208.75円(+3.93 +1.92%)
ビットコインは続伸し、一時7万8000ドル台を回復。今週は強いサポートとして意識されている7万5000ドルをうかがう場面も見られたが、同水準では押し目買いが入り反転。本日は一時7万8407ドルまで上昇し、FOMCを巡る警戒から進んだ下げを取り戻す動きとなっている。
市場が期待していた米暗号資産規制を巡る「クラリティ法案」に進展は見られなかったものの、今週のFOMCが想定以上にタカ派的だったにもかかわらず、株式、債券市場とも比較的落ち着いた反応を見せていることが安心感に繋がっている。FOMC前に積み上がっていた警戒感が後退し、ビットコインにも買い戻しが入っているようだ。
原油高が一服していることも支援材料。WTI原油は一時100ドルを下回り、インフレ再加速や金利上昇への警戒がやや後退。これまで原油高はインフレ懸念を通じて米金利を押し上げ、ビットコインの重しとなっていただけに、足元の原油相場の落ち着きはリスク資産にとって追い風となっている。
需給面でも改善の兆しが見られた。17日の米現物ビットコインETFには1億5950万ドルの純流入があり、ブラックロックのIBITには1億8370万ドルが流入した。15日と16日は2営業日連続で資金流出となっていただけに、FOMC通過後に投資家の買いが戻った可能性もある。ただ、現時点では単日の動きに過ぎず、資金フローが持続的な流入基調に転じたかを判断するには今後の動きを確認する必要がありそうだ。
一方、日銀は政策金利を1.25%へ引き上げたものの、現時点で暗号資産市場に大きなリスクオフは広がっていない。通常であれば円金利の上昇は円キャリー取引の巻き戻しを通じてビットコインなどリスク資産への逆風となり得るが、今回の利上げは市場で相当程度織り込まれていたうえ、決定後はむしろ円が弱含んでいることから、キャリー取引の急激な巻き戻しへの警戒も高まっていない。
目先は7万8000ドル台を維持し、8万ドルを再び試すことができるかが焦点。本日高値の7万8407ドルを明確に上抜ければ、心理的節目の8万ドルが次の上値メドとして意識されそうだ。FOMCと日銀会合という重要イベントを通過したことで、今後はETFへの資金流入が継続するかが上昇の持続性を占うポイントとなりそうだ。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース