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    2026年9月16日 21時04分

    ビットコイン、7万6000ドル台 クラリティ法案が前進せず 本日はFOMC

    *ビットコイン(ドル)(NY時間08:03)(日本時間21:03)
    76168.31(+294.77 +0.39%) 高76230.44 安75086.22
    円建参考値 1180万9135円(+45701 +0.39%)

    *イーサ(ドル)
    2419.37(+13.38 +0.56%) 高2427.34 安2379.84
    円建参考値 37万5099円(+2075 +0.56%)

    *XRP(ドル)
    1.2933(+0.0004 +0.03%) 高1.3114 安1.2738
    円建参考値 200.51円(+0.06 +0.03%)

     きょうのビットコインは下落し、7万6000ドル台で推移。一時7万5086ドルまで値を下げ、強いサポートとして意識されている7万5000ドルをうかがう展開も見せていたものの買戻しも入っている。米暗号資産規制を巡る不透明感が再び強まったほか、FOMCを前に米国債利回りが高止まりしていることも上値を抑えている。

     暗号資産固有の材料では、米上院で暗号資産市場の規制枠組みを定める「クラリティ法案」の審議を進めるために必要な票を確保できなかったことが嫌気された。規制環境の整備に期待していた暗号資産業界にとっては大きな打撃となり、ビットコインの短期的な上値に新たな重しが加わった格好。

     ポジション調整も下落を増幅。過去24時間では暗号資産の上昇を見込んだポジションが5億4000万ドル超解消されており、相場下落に伴うロングポジションの巻き戻しが進んだ。機関投資家の需要も弱まっており、需給面からもビットコインには下押し圧力がかかっている。

     米現物ビットコインETFでは15日に2億8870万ドルの純流出となった。FBTCから2億1480万ドル、GBTCから4410万ドル、ARKBから1740万ドル、BITBから1240万ドルがそれぞれ流出。14日に4営業日連続の純流出がいったん途切れたばかりだったが、わずか1日で再び大幅な資金流出に転じており、機関投資家の資金が持続的な買いに戻ったとはまだ言いにくい状況となっている。

     本日最大の焦点は午後のFOMCの結果発表。利上げ自体は確実視され、米10年債利回りも5%近辺で推移しているだけに、市場では利上げそのものよりもウォーシュ議長の会見や経済見通し、委員の金利見通し(ドット・プロット)に注目が集まっている。それらを受けて追加利上げの可能性が強く示されれば、ビットコインにはさらなる下押し圧力となる可能性がある。

     目先は7万5000ドルを維持できるかが焦点。明確に割り込めば下値を探る動きが強まりそうだ。一方、FOMCを受けて米金利上昇への警戒が後退すれば買い戻しが入る可能性もあり、まずは7万7000ドル台を回復できるかがポイント。ただ、規制面での不透明感とETFからの資金流出が重なる中、当面は戻り売りが出やすい状況も留意される。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース