2026年9月15日 21時04分
リスク資産を巡る強気ムードが後退 米大手銀ファンドマネジャー調査
利回りの無秩序な上昇や米中間選挙の結果を投資家が懸念する中、リスク資産を巡る強気ムードが後退していることが、米大手銀のファンドマネジャー調査で明らかとなった。
9月の4-10日実施の調査によると、世界株をオーバーウエートとしているファンドマネジャーは差し引き49%と、前月の56%から低下。回答者は現在、利回りの無秩序な上昇を、市場にとって最大のテールリスクと見ている。
現金の保有比率はポートフォリオの3.9%に上昇したものの、米大手銀のストラテジストは「リスク資産の売りシグナルが点灯する水準にある」と指摘している。
インフレショックへの懸念から国債利回りが節目の水準を突破する中、世界の株式は下押し圧力を受けている。原油価格が100ドルを大きく上回り、米10年債利回りは2007年以来の5%台の高水準に一時上昇した。
短期金融市場は現在、今週のFOMCでの利上げ確率を約93%程度で織り込んでおり、実現すれば3年ぶりの利上げとなる。それでも調査によると、投資家はFRBの対応が後手に回っていると見ている。金融政策が緩和的過ぎると回答した参加者は差し引き25%と、2022年以来の高水準となった。
一部の投資家は、米10年債利回りが5%を上回り、株式への下押し圧力がさらに強まると警告。だが、市場は総じて底堅い景気を背景に、株式市場は金利上昇に耐えられるとの自信を示している。
同ストラテジストによると、今後1年間に企業利益が2桁増になると予想する回答者の割合は、2021年8月以来の高水準となった。投資家はマクロ経済の見通しに強気で、企業が設備投資を過剰に行っていることが唯一の懸念だという。
現時点で、債券をアンダーウエートとしているファンドマネジャーは差し引き48%と2022年5月以来の高水準に達している。回答者の半数近くは米財務省の国債買い戻しプログラムについて、利回りに影響を及ぼさないと予想。
中間選挙については、投資家の約44%が、下院を民主党、上院を共和党がそれぞれ掌握する「ねじれ議会」が最も可能性の高い結果だと回答した。民主党が上下両院を制した場合、回答者の半数近くが利回りの上昇と株価下落を予想。調査には170人が回答した。
株探ニュース
9月の4-10日実施の調査によると、世界株をオーバーウエートとしているファンドマネジャーは差し引き49%と、前月の56%から低下。回答者は現在、利回りの無秩序な上昇を、市場にとって最大のテールリスクと見ている。
現金の保有比率はポートフォリオの3.9%に上昇したものの、米大手銀のストラテジストは「リスク資産の売りシグナルが点灯する水準にある」と指摘している。
インフレショックへの懸念から国債利回りが節目の水準を突破する中、世界の株式は下押し圧力を受けている。原油価格が100ドルを大きく上回り、米10年債利回りは2007年以来の5%台の高水準に一時上昇した。
短期金融市場は現在、今週のFOMCでの利上げ確率を約93%程度で織り込んでおり、実現すれば3年ぶりの利上げとなる。それでも調査によると、投資家はFRBの対応が後手に回っていると見ている。金融政策が緩和的過ぎると回答した参加者は差し引き25%と、2022年以来の高水準となった。
一部の投資家は、米10年債利回りが5%を上回り、株式への下押し圧力がさらに強まると警告。だが、市場は総じて底堅い景気を背景に、株式市場は金利上昇に耐えられるとの自信を示している。
同ストラテジストによると、今後1年間に企業利益が2桁増になると予想する回答者の割合は、2021年8月以来の高水準となった。投資家はマクロ経済の見通しに強気で、企業が設備投資を過剰に行っていることが唯一の懸念だという。
現時点で、債券をアンダーウエートとしているファンドマネジャーは差し引き48%と2022年5月以来の高水準に達している。回答者の半数近くは米財務省の国債買い戻しプログラムについて、利回りに影響を及ぼさないと予想。
中間選挙については、投資家の約44%が、下院を民主党、上院を共和党がそれぞれ掌握する「ねじれ議会」が最も可能性の高い結果だと回答した。民主党が上下両院を制した場合、回答者の半数近くが利回りの上昇と株価下落を予想。調査には170人が回答した。
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