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    2026年9月9日 21時04分

    ビットコインが反発 依然最近のレンジ内での値動き

    *ビットコイン(ドル)(NY時間08:04)(日本時間21:04)
    79293.06(+811.52 +1.03%) 高79745.88 安78395.44
    円建参考値 1215万1661円(+124365 +1.03%)

    *イーサ(ドル)
    2498.81(+16.00 +0.64%) 高2523.12 安2478.47
    円建参考値 38万2942円(+2452 +0.64%)

    *XRP(ドル)
    1.4263(+0.0117 +0.83%) 高1.4455 安1.4106
    円建参考値 218.58円(+1.79 +0.83%)

     きょうのビットコインは反発し、7万9000ドル台まで買い戻されている。前日は一時7万7600ドル台まで下落したものの、その後は押し目買いが入り、本日は一時7万9745ドルまで上昇。ただ、依然として最近のレンジ内での値動きに留まっており、米利上げ観測と原油高が上値を抑える一方、ETFを通じた資金流入が下値を支える構図に大きな変化はない。

     足元のビットコインを動かしているのは、暗号資産固有の材料よりもFRBを巡る思惑。市場では来週のFOMCでFRBが利上げに踏み切る確率を約60%織り込んでいる。このため、今週発表される米インフレ指標への注目度が高まっており、予想を上回る数字が示されれば、利上げ観測が高まり、ビットコインへの売り圧力が強まる可能性がある。

     原油高も引き続き逆風。中東情勢の緊迫化を背景にブレント原油が100ドルに接近。原油高がインフレ圧力を長期化させるとの懸念から世界的に国債利回りが上昇しており、金融環境の引き締まりを通じてビットコインなどリスク資産の上値を抑えている。原油高が続けばFRBの利上げ観測をさらに後押しする可能性があり、ビットコインにとっては警戒材料となりそうだ。

     一方、相場を支えてきた米現物ビットコインETFへの資金フローには若干の変化が見られた。8日は約4665万ドルの純流出となり、3営業日続いた純流入が途切れた。ただ、直近5営業日ではなお約7億2350万ドルの純流入を確保。先週も約10億ドルが流入して3週連続の純流入となっており、機関投資家からの資金流入基調そのものが崩れたとは言いにくい。

     目先は8万ドルを回復できるかが焦点となる。ストラテジストの間では7万5000ドルと8万2000ドルが重要な水準として意識されており、8万ドル台前半では利益確定売りが出やすいとの見方もある。8万ドル台に定着できれば8万2000ドルが次の上値メドとなる一方、米インフレ指標を受けて利上げ観測が一段と強まれば、再び7万8000ドルを割り込み、7万5000ドル方向への調整が意識されそうだ。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース