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    2026年9月9日 0時12分

    米ロ首脳が電話会談

     トランプ大統領とプーチン大統領は8日、電話会談を行い、ウクライナ戦争終結に向けた交渉再開について協議した。米特使がモスクワとキーウを相次いで訪問したことを受けたもので、ロシア側は会談を「建設的かつ極めて率直だった」と説明した。

     ロシア大統領府のウシャコフ外交政策補佐官によると、電話会談は約1時間に渡り、両首脳はウィトコフ氏とクシュナー氏の両特使によるロシアとウクライナ訪問について意見を交換した。必要に応じて速やかに電話協議を行うなど、引き続き連絡を取り合うことで合意した。プーチン大統領はロシアに欧州を脅かす意図はないとも強調したという。

     ウィトコフ氏とクシュナー氏は5日にモスクワでプーチン大統領と3時間以上に渡って会談し、その後キーウを初めて訪問して6日にウクライナのゼレンスキー大統領と協議した。ただ、関係者によるとモスクワでの協議に大きな進展はなく、プーチン大統領はウクライナ東部ドネツク州全域の掌握を求める姿勢を維持している。

     ウクライナは、ロシア軍が2014年以降の戦闘でも制圧できていないドネツク州の主要都市群を引き渡す要求を繰り返し拒否しており、現在の前線で戦闘を停止する案を主張している。ゼレンスキー大統領も今回の協議後、戦争が早期に終結するとは見ていないと述べ、ロシアの攻撃に備えて防空能力を強化し、厳しい冬に備える方針を示した。領土問題については「首脳レベル」で解決すべきだとの考えを示している。

     米国主導の和平交渉は、トランプ政権がイランとの戦争への対応を優先したことで2月以降停滞していた。ロシア側によると、トランプ大統領は早期終結を強く求めており、プーチン大統領も米国とトランプ大統領による仲介努力を評価したという。


    株探ニュース