2026年9月8日 21時05分
円ショート巻き戻しで株式市場の投機ポジションが巻き戻される恐れ
円の対ドルでの上昇により、世界の株式市場で積み上がった一部の過密かつレバレッジを伴ったポジションが巻き戻される恐れがあるとの指摘が出ている。高バリュエーションのソフトウエア株からAI半導体関連株、REITなど金利に敏感な株式まで、幅広い分野にリスクがあるという。「最も脆弱なのは、高バリュエーション、投資家のポジション集中、レバレッジ、低い流動性が重なる領域だ」と述べている。
さらに、「投資家は長年、低金利の円で資金を借り、その資金をより高い利回りの通貨やリスク資産に投資してきた」と指摘。「損失を抱えたり、証拠金の追加差し入れを求められたりしたファンドは、企業のファンダメンタルズに変化がなくても、まず流動性が高く、利益の出ている保有資産を売却する可能性がある」とした。
ポイントは「円高そのものがソフトウエア株やAI関連株の業績を悪化させる」という話ではなく、円キャリー取引の巻き戻し。円で低コストの資金を調達して株などを買っていた投資家は、円高になると円建て債務の返済負担が膨らむ。その結果、ポジション縮小を迫られ、換金しやすく含み益の大きいAI半導体株などまで売られる可能性があると警告している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
さらに、「投資家は長年、低金利の円で資金を借り、その資金をより高い利回りの通貨やリスク資産に投資してきた」と指摘。「損失を抱えたり、証拠金の追加差し入れを求められたりしたファンドは、企業のファンダメンタルズに変化がなくても、まず流動性が高く、利益の出ている保有資産を売却する可能性がある」とした。
ポイントは「円高そのものがソフトウエア株やAI関連株の業績を悪化させる」という話ではなく、円キャリー取引の巻き戻し。円で低コストの資金を調達して株などを買っていた投資家は、円高になると円建て債務の返済負担が膨らむ。その結果、ポジション縮小を迫られ、換金しやすく含み益の大きいAI半導体株などまで売られる可能性があると警告している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース