2026年9月8日 20時56分
ビットコイン、8万ドルを維持できず続落 原油高と急激な円キャリー取引の巻き戻しも重しとの指摘も
*ビットコイン(ドル)(NY時間07:56)(日本時間20:56)
78419.81(-802.82 -1.01%) 高79465.44 安78160.38
円建参考値 1210万0961円(-123883 -1.01%)
*イーサ(ドル)
2473.42(-21.11 -0.85%) 高2507.19 安2462.41
円建参考値 38万1673円(-3257 -0.85%)
*XRP(ドル)
1.3930(-0.0055 -0.39%) 高1.4066 安1.3809
円建参考値 214.95円(-0.85 -0.39%)
きょうのビットコインは続落。8万ドルを維持できずに上値が重くなっている。先週は一時8万2000ドル台と約3カ月ぶりの高値を記録したものの、その後は利益確定売りに押される展開。現在は7万8000ドル台前半の攻防が続いている。
相場を押し下げている主因は、FRBによる追加利上げへの警戒感。先週の8月の米雇用者数が予想を大幅に上回ったことで、来週のFOMCでの利上げ観測が急浮上している。米10年債利回りが高水準で推移する中、金利上昇がリスク資産とされるビットコインへの投資意欲を削いでいる格好。今週発表の米生産者物価指数(PPI)や消費者物価指数(CPI)でインフレの高止まりが確認されれば、売りに拍車がかかる展開も懸念される。
原油高と急激な円キャリー取引の巻き戻しも市場の重しとなっているとの指摘も出ている。中東情勢の緊張背景に原油相場が高騰し、インフレ懸念をさらに増幅させているほか、低金利の円で調達した資金の回収が進むことで、株式や暗号資産からの資金の引き上げが加速するリスクが意識されているという。
さらに、業界固有の悪材料としてセキュリティ問題の露呈が挙げられる。ビットコイン関連ネットワークでの大規模ハッキングによる巨額流出被害が報告され、市場心理を悪化させている。相次ぐ攻撃はインフラの安全性を疑問視させ、機関投資家の参入に対する障害となりつつある。
一方、米現物ビットコインETFには巨額の資金純流入が続いており、これが市場の下値を支える強力な要因として機能している。
今後の焦点は、節目となる7万8000ドル近辺の維持。同水準を割り込めば調整局面が長引く公算が大きいとの指摘も出ている。反対に、インフレ指標の落ち着きとともに利上げ警戒が和らげば、強固な受給関係を背景に再び8万ドル台の上値を試す展開も予想される。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
78419.81(-802.82 -1.01%) 高79465.44 安78160.38
円建参考値 1210万0961円(-123883 -1.01%)
*イーサ(ドル)
2473.42(-21.11 -0.85%) 高2507.19 安2462.41
円建参考値 38万1673円(-3257 -0.85%)
*XRP(ドル)
1.3930(-0.0055 -0.39%) 高1.4066 安1.3809
円建参考値 214.95円(-0.85 -0.39%)
きょうのビットコインは続落。8万ドルを維持できずに上値が重くなっている。先週は一時8万2000ドル台と約3カ月ぶりの高値を記録したものの、その後は利益確定売りに押される展開。現在は7万8000ドル台前半の攻防が続いている。
相場を押し下げている主因は、FRBによる追加利上げへの警戒感。先週の8月の米雇用者数が予想を大幅に上回ったことで、来週のFOMCでの利上げ観測が急浮上している。米10年債利回りが高水準で推移する中、金利上昇がリスク資産とされるビットコインへの投資意欲を削いでいる格好。今週発表の米生産者物価指数(PPI)や消費者物価指数(CPI)でインフレの高止まりが確認されれば、売りに拍車がかかる展開も懸念される。
原油高と急激な円キャリー取引の巻き戻しも市場の重しとなっているとの指摘も出ている。中東情勢の緊張背景に原油相場が高騰し、インフレ懸念をさらに増幅させているほか、低金利の円で調達した資金の回収が進むことで、株式や暗号資産からの資金の引き上げが加速するリスクが意識されているという。
さらに、業界固有の悪材料としてセキュリティ問題の露呈が挙げられる。ビットコイン関連ネットワークでの大規模ハッキングによる巨額流出被害が報告され、市場心理を悪化させている。相次ぐ攻撃はインフラの安全性を疑問視させ、機関投資家の参入に対する障害となりつつある。
一方、米現物ビットコインETFには巨額の資金純流入が続いており、これが市場の下値を支える強力な要因として機能している。
今後の焦点は、節目となる7万8000ドル近辺の維持。同水準を割り込めば調整局面が長引く公算が大きいとの指摘も出ている。反対に、インフレ指標の落ち着きとともに利上げ警戒が和らげば、強固な受給関係を背景に再び8万ドル台の上値を試す展開も予想される。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース