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    2026年9月3日 21時04分

    ビットコインは反発 ただ、8万ドル台からの調整局面は続き上値重い展開

    *ビットコイン(ドル)(NY時間08:04)(日本時間21:04)
    77891.94(+498.21 +0.64%) 高78149.69 安76952.66
    円建参考値 1215万1922円(+77726 +0.64%)

    *イーサ(ドル)
    2405.19(+12.02 +0.50%) 高2418.41 安2369.78
    円建参考値 37万5233円(+1876 +0.50%)

    *XRP(ドル)
    1.3707(+0.0195 +1.44%) 高1.3790 安1.3401
    円建参考値 213.84円(+3.04 +1.44%)

     きょうのビットコインは反発し、7万7000ドル台後半で推移。一時7万6000ドル台まで下落したものの、活発な投資家の平均取得価格とされる7万6350ドル付近が下値支持として意識され、買い戻しが入っている。ただ、8月下旬に付けた8万ドル台からの調整局面は続いており、上値の重い展開となっている。

     引き続きFRBの利上げ観測が最大の重しとなっている。中東情勢の緊迫化や原油高によるインフレ懸念を背景に、米10年債利回りは一時4.8%台まで上昇し、ドルも上昇。短期金融市場では9月利上げの確率が60%台前半から半ばで推移しており、原油高、インフレ懸念、FRBの利上げ観測という流れがビットコインの上値を抑えている。

     次の大きな材料は明日発表の8月の米雇用統計。弱い内容となればFRBの追加利上げ観測が後退し、米金利やドル下落と伴にビットコインが再び8万ドルを試す可能性がある。一方、強い内容なら9月利上げ観測をさらに後押しし、ビットコインには逆風となりそうだ。株式市場が堅調な中でもビットコインが7万7000ドル台に留まっているだけに、米金利とドルが低下すれば、他のリスク資産に追いつく形で上昇する余地があるとの見方も出ている。

     需給面は良好。米現物ビットコインETFへの資金流入再開が支援材料となっている。1日には約2億3650万ドルの純流出となったものの、2日には約1億120万ドルの純流入へ転換。特にブラックロックのIBITには約1億1550万ドルが流入しており、機関投資家からの資金が戻りつつある。

     ただ、現物市場全体の需給はまだ強いとは言い切れない。過去1週間にはラベル付けされたウォレットから取引所へ約3700BTCが移動したほか、8月に増加していたステーブルコインの供給も約3100億ドル付近で伸びが止まっている。このため、足元の反発には継続的な現物資金流入による裏付けがまだ乏しいとの指摘も出ている。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース