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    2026年8月27日 0時57分

    ロシア、対ウクライナ攻撃激化へ 和平交渉は事実上崩壊

     ロシアがウクライナとの和平交渉の行き詰まりを受け、攻撃を大幅に激化させる準備を進めていることが政権関係者の証言で明らかになった。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。

     有力な通常弾頭弾道ミサイルによる空爆拡大が検討されており、首都キーウ中心部や主要インフラが標的となる恐れがある。枠組みが崩壊したことで両国関係は振り出しに戻り、戦況はさらなる緊張状態を迎えている。

     米国の仲介による事態打開の試みも難航。トランプ政権との間では東部ドネツク州の譲渡を巡り平行線を辿っており、ロシア大統領府側はアラスカ首脳会談での合意期待を事実上放棄した。ルビオ米国務長官が「新たな構想が必要」と述べるなど米ロの認識差は根深い。米特使らの訪問計画もあるが、外交的突破口への期待は極めて低いのが現状だ。

     戦場では激しい報復合戦が続く。ウクライナによる製油所や物流網への攻撃でロシア国内の燃料不足が深刻化する一方、ウクライナ側も防空ミサイル不足から電力・暖房施設への甚大な被害が懸念されている。さらに黒海沿岸での商船攻撃は世界的な穀物供給にも暗雲を落とす。

     事態の悪化に伴いロシア政権内では戦術核兵器の使用を巡る強硬論も浮上しているという。しかし、最大支援国である中国をはじめ国際社会からの強い牽制が続いており、アナリストは「通常兵器による攻撃強化の選択肢が残る以上、核使用のリスクは極めて低い」と分析する。

     外交手立てを欠いたまま、攻防は通常兵器による激化の一途を辿っている。

    株探ニュース