2026年8月19日 23時24分
マーベルが上昇 グーグルとの半導体開発での提携拡大=米国株個別
(NY時間10:24)(日本時間23:24)
マーベル<MRVL> 230.55(+14.55 +6.73%)
半導体のマーベル・テクノロジー<MRVL>が上昇。取引開始前にアルファベット<GOOG><GOOGL>傘下のグーグルとの半導体開発での提携拡大を発表した。マーベルはグーグルに対し、最大122億ドル相当の同社株を購入できるワラント(新株予約権)を付与する。
マーベルが19日に規制当局へ提出した資料によると、グーグルはマーベル株を1株206.58ドルで最大約5900万株購入できる。このうち約140万株分は契約初年度に権利が確定する。その後はマーベルの2033年度末まで240回に分け、グーグル向けカスタム半導体の売上高が5億ドルに達するごとに1回分の権利が確定する。
カスタム半導体は、グーグルのテンソル・プロセッシング・ユニット(TPU)を中心とする製品群に利用される。AI推論アクセラレーターやストレージ制御装置、ネットワーク・インターフェース制御装置、メモリー・インターフェース制御装置、ニアメモリー・コンピューティングなどが含まれる。TPUは、AIの計算処理を効率的に実行するために設計された専用半導体。
グーグルなどAIインフラへ巨額投資を行うハイパースケラーは、半導体コストを抑える方法を模索している。業界最高性能とされるエヌビディア<NVDA>のAIアクセラレーターもコスト削減の対象。アマゾン<AMZN>など他のハイパースケーラーも、AIモデルを動かす推論処理向けの自社半導体を開発している。
グーグルはTPUをグーグル・クラウドの顧客が自社データセンターで利用できるようにしており、同半導体は顧客獲得の重要な要素となっている。グーグルのTPU関連インフラによる売上高が、今年は約30億ドル、2027年には250億ドルに達するとの予想も出ている。
事業拡大に伴い、グーグルはカスタム半導体の調達を増やしている。4月にはブロードコム<AVGO>とカスタムTPUの開発・供給に関する同様の契約を締結。グーグルが別の大手半導体メーカーともTPUで提携するとの発表を受け、本日のブロードコム株は下落。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
マーベル<MRVL> 230.55(+14.55 +6.73%)
半導体のマーベル・テクノロジー<MRVL>が上昇。取引開始前にアルファベット<GOOG><GOOGL>傘下のグーグルとの半導体開発での提携拡大を発表した。マーベルはグーグルに対し、最大122億ドル相当の同社株を購入できるワラント(新株予約権)を付与する。
マーベルが19日に規制当局へ提出した資料によると、グーグルはマーベル株を1株206.58ドルで最大約5900万株購入できる。このうち約140万株分は契約初年度に権利が確定する。その後はマーベルの2033年度末まで240回に分け、グーグル向けカスタム半導体の売上高が5億ドルに達するごとに1回分の権利が確定する。
カスタム半導体は、グーグルのテンソル・プロセッシング・ユニット(TPU)を中心とする製品群に利用される。AI推論アクセラレーターやストレージ制御装置、ネットワーク・インターフェース制御装置、メモリー・インターフェース制御装置、ニアメモリー・コンピューティングなどが含まれる。TPUは、AIの計算処理を効率的に実行するために設計された専用半導体。
グーグルなどAIインフラへ巨額投資を行うハイパースケラーは、半導体コストを抑える方法を模索している。業界最高性能とされるエヌビディア<NVDA>のAIアクセラレーターもコスト削減の対象。アマゾン<AMZN>など他のハイパースケーラーも、AIモデルを動かす推論処理向けの自社半導体を開発している。
グーグルはTPUをグーグル・クラウドの顧客が自社データセンターで利用できるようにしており、同半導体は顧客獲得の重要な要素となっている。グーグルのTPU関連インフラによる売上高が、今年は約30億ドル、2027年には250億ドルに達するとの予想も出ている。
事業拡大に伴い、グーグルはカスタム半導体の調達を増やしている。4月にはブロードコム<AVGO>とカスタムTPUの開発・供給に関する同様の契約を締結。グーグルが別の大手半導体メーカーともTPUで提携するとの発表を受け、本日のブロードコム株は下落。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース