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    2026年8月19日 23時02分

    ターゲット、決算受け上昇 長期の販売低迷を脱却の兆候=米国株個別

    (NY時間10:01)(日本時間23:01)
    ターゲット<TGT> 160.83(+8.35 +5.48%)

     ディスカウントストア2位のターゲット<TGT>が上昇。取引開始前に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益も予想を上回った。通期ガイダンスも公表し、1株利益および売上高の見通しを引き上げている。

     長期に渡る販売低迷を脱しつつある可能性を示し、好調な決算となった。ただ、時間外で株価は軟調な反応を示していたが、通常取引が始まると買い優勢となっている。同社株は年初来で56%上昇しているが、投資家はさらに好調な決算を期待していた面もあったようだ。

     フィデルケCEOは会見で「これまでの進展を心強く感じている一方、今後も重要な課題が残っていることを冷静に認識している」と述べていた。

     一方、同社は3年連続の減収を経て、安定した成長への回帰を目指している。今回の決算と見通しは、商品やテクノロジー、買い物体験の改善を柱とするフィデルケCEOの戦略への信頼を高める可能性がある。

     同社は大規模な改革を進めており、新商品や独占販売品を重視した商品構成の刷新を通じて、思いがけない商品を発見できる「宝探し」のような買い物体験を目指している。2000店超を展開する同社は、待ち時間の短縮や在庫確保、従業員による接客の改善にも取り組んでいる。

     経営陣は、顧客がこうした変化に前向きに反応していると説明。食品、美容、玩具、電子機器、スポーツ用品の各分野で健全な伸びが見られたという。

     同社は最近、包装食品の品揃えについて10年超で最大の刷新を実施した。第2四半期のスナック菓子の売上高は2桁増となり、高タンパク質商品や健康志向の商品も好調だった。衣料品と家庭用品についても、さらなる改革を進めている。両分野の売上高は第2四半期に小幅増加した。同社は数千品目を値下げしており、今後も取り組みを継続する方針。

    (5-7月・第2四半期)
    ・既存店売上高:3.8%増(予想:2.4%増)
      デジタル:8.7%増(予想:4.7%増)
      店舗:2.7%増
    ・1株利益(調整後):4.11ドル(予想:2.32ドル)
    ・売上高:265.4億ドル(予想:261.1億ドル)
    ・粗利益率:33.7%
    ・店舗経由売上高比率:80.4%
    ・営業利益:25.6億ドル(予想:14.6億ドル)
    ・営業利益率:9.6%(予想:5.6%)
    ・店舗数:2019店(予想:2009店)

    (27年度通期見通し)
    ・1株利益(調整後):9.90~10.90ドル(従来:7.50~8.50ドルの上限付近)
    ・売上高:約5%増(従来:約4%増)
    ・営業利益率:約6%

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース