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    2026年8月4日 4時15分

    トランプ大統領、提示した案をはイランにとって最後の機会

     トランプ大統領がイランへの大規模軍事攻撃を見送り、提示した協議案を「イランにとって最後の機会だ」と警告したのに対し、イラン側は米国との直接交渉を否定しつつも、実質的閉鎖が続くホルムズ海峡での「暫定航路」再開に向けてオマーンと協議を進めていると発表した。

     トランプ大統領はホワイトハウスで記者団に対し、「彼らに最後の機会を与えたい。答えは今日か明日には分かる」と述べ、協議に応じない場合は指導部を壊滅させると牽制した。

     また、イラン側が重視する海峡での通航料不徴収に言及したほか、攻撃見送りの理由にサウジアラビアのムハンマド皇太子ら中東諸国からの対話要求があったと説明した。併せて、米大手石油会社に対し利益還元とガソリン価格引き下げを求めた。

     一方、イラン外務省のバガイ報道官は「現在、米国とは交渉していない」と強調。トランプ大統領が求める全面開放ではなく、オマーンとの間で安全確保のための「暫定的航路」を設定する協議を行っていると明かした。これに対しトランプ大統領はイラン指導部を批判し、「解決策について協議している」とSNSで反論した。

     開戦から6カ月が経過し紛争が長期化する中、過去に攻撃を受けたクウェートやサウジアラビアなど湾岸諸国では、戦闘激化に伴うインフラや経済への打撃に対する懸念が強まっている。米国は、中東各国に滞在する自国民に空域閉鎖や航空便欠航に備えるよう呼びかけた。トランプ大統領による民間インフラ攻撃の示唆とイラン側の報復警告が交錯し、緊張状態が続いている。

    株探ニュース