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    2026年8月4日 2時11分

    米・イラン、緊張緩和模索も不透明感 海峡航行めぐり協議難航

     ホルムズ海峡の航行再開と軍事衝突回避を巡り、米国とイラン間の緊張状態が続いている。トランプ大統領は同盟国からの要請を受け、イランに対する第2次世界大戦以降で最大規模となる軍事攻撃を見送ったと説明。一方、「イラン外務省のバガイ報道官は3日、米国と直接協議は行っておらず、今後の予定もない」と述べている。

     こうした中、イランは仲介国オマーンを通じてホルムズ海峡の暫定的な航行メカニズムに関する協議を継続している。イラン国営メディアによると、イランのアラグチ外相は協議が最終段階にあるとの見解を示した。提案されている案では、ペルシャ湾へ向かう船舶がイラン領海から進入してオマーン領海から抜けるルートを利用し、通行料は徴収しないとされる。暫定合意が成立すれば、60日間の停戦や問題解決に向けた覚書再建協議へ移行する見通しだ。

     しかし、交渉の先行きは不透明。イラン側は軍事攻撃の不実施や原油制裁の解除を求めているほか、実権を握るイスラム革命防衛隊(IRGC)の合意受け入れが焦点となっている。また、トランプ大統領は協議不成立なら全面降伏を迫る構えを崩しておらず、交渉が頓挫すれば再び大規模攻撃を検討する可能性がある。

     現地情勢の不安も解消されていない。英国海軍の海上交通監視機関(UKMTO)は、オマーン沖を航行中のタンカーの至近距離で爆発音が確認されたと発表。被害は報告されていないものの当局が調査を進めている。

    株探ニュース