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    2026年7月31日 22時53分

    アマゾン、決算受け大幅高 AWSが堅調=米国株個別

    (NY時間09:52)(日本時間22:52)
    アマゾン<AMZN> 267.69(+32.19 +13.67%)

     アマゾン<AMZN>が大幅高。前日引け後に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、主力のクラウド事業であるアマゾン・ウェブ・サービシズ(AWS)の売上高が予想を上回った。その他のオンラインストアや広告サービスも堅調だった。ただ、第3四半期の売上高見通しは予想を下回っている。

     AWSのAI関連事業は年間換算売上高で250億ドルを突破。AI事業と半導体事業は、それぞれ年間換算売上高で250億ドルを超えている。一方、過去12カ月累計のフリーキャッシュフロー(FCF)は76億ドルの流出となった。
     
     株価上昇の主因は、AI関連事業の予想以上に力強い業績。また、利益率も予想を大きく上回り、収益性の改善が確認されたことも好感された。市場は2026年の設備投資額を約2000億ドルと見込んでいるが、現時点では会社側からこの見通しに関する更新は示されていない。

     各アナリストの評価は以下の通り。

     「AWSの成長は加速しており、AI投資が収益として表れ始めたことで営業利益の上振れ余地も広がっている。AWSの売上高は37%増となり、過去18四半期で最も高い伸びとなった」

     「AWSは売上成長の加速に加え、利益率の大幅改善や受注残高の積み上がりも確認され、投下資本利益率(ROIC)の改善期待が一段と高まった。小売事業は概ね予想通りだったものの、食品、ロボティクス、自律型AIでは成長の兆しが強まっている」

     「第2四半期決算は極めて好調で、AWS、小売、広告のすべてで売上高成長が加速した。また、同社はAI・クラウド、電子商取引(EC)、広告という長期成長分野への投資先として最も魅力的な銘柄の1つであり、バリュエーション面でも割安感がある」

    (4-6月・第2四半期)
    ・1株利益:5.75ドル(予想:1.99ドル)
    ・売上高:2006.1億ドル(予想:1970.1億ドル)
      AWS:422.3億ドル(予想:405.7億ドル)
      オンラインストア:704.3億ドル(予想:699.2億ドル)
      実店舗:57.9億ドル(予想:58.7億ドル)
      サードパーティー:467.8億ドル(予想:461.5億ドル)
      広告サービス:198.1億ドル(予想:193.2億ドル)
      サブスク:137.3億ドル(予想:137.5億ドル)
       北米:1161.8億ドル(予想:1139.4億ドル)
       海外:422.0億ドル(予想:427.1億ドル)
    ・営業利益:274.6億ドル(予想:236.1億ドル)
    ・営業利益率:13.7%(予想:12.0%)
    ・フルフィルメント費用:296.3億ドル(予想:297.9億ドル)
    ・サードパーティー販売比率:61.0%(予想:60.2%)

    (7-9月・第3四半期見通し)
    ・売上高:1970~2020億ドル(予想:2039.3億ドル)
    ・営業利益:225~265億ドル(予想:250.7億ドル)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース