2026年7月17日 1時22分
シェブロン、イラクの2つの主要油田への投資に関する予備契約に署名の予定と伝わる=米国株個別
(NY時間12:22)(日本時間01:22)
シェブロン<CVX> 184.75(+3.15 +1.73%)
シェブロン<CVX>が、イラクの2つの主要油田への投資に関する予備契約に明日にも署名する予定であることが明らかになった。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が伝えた。
同時に同社は、イラクの油田地帯とシリア沿岸を結ぶパイプライン建設を検討する投資家コンソーシアムへも参加する見通し。イラクをはじめとする中東の産油国は、地政学的リスクを背景に、世界の原油輸送量の約20%が通過するホルムズ海峡を迂回するルートの確保を急いでおり、今回の計画はその動きを加速させるものとなる。
湾岸諸国では現在、係争水域である同海峡を避けるため、新たなパイプラインや鉄道輸送網、エネルギー貯蔵拠点への数十億ドル規模の投資が進んでいる。これはイラン紛争がもたらす最も長期的な影響の1つと目されている。
シェブロンらが検討する選択肢の1つは、イラク北部キルクークとシリアのバニヤス港を結ぶ旧原油パイプラインの再建だ。同ルートは20年以上使用されておらず、2003年のイラク侵攻で損傷している。同コンソーシアムは、既存インフラの改修やトルコ経由の接続も含めた技術調査を実施する。
投資合意が模索されているのは、イラクの主要油田である西クルナ第2油田とナシリヤ油田。イラクのザイディ首相はきょう、テキサス州ヒューストンのシェブロン本社を訪れ、同社幹部と直接会談した。シェブロン側は、交渉が過去12ー18カ月に及んでいることを明かし、「最終合意までにはまだ長い道のりがある」と慎重姿勢を崩さないものの、上流部門のネフ社長は「世界規模の石油開発経験をイラクのエネルギー開発に生かす意見交換ができた」と歓迎の意を示した。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
シェブロン<CVX> 184.75(+3.15 +1.73%)
シェブロン<CVX>が、イラクの2つの主要油田への投資に関する予備契約に明日にも署名する予定であることが明らかになった。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が伝えた。
同時に同社は、イラクの油田地帯とシリア沿岸を結ぶパイプライン建設を検討する投資家コンソーシアムへも参加する見通し。イラクをはじめとする中東の産油国は、地政学的リスクを背景に、世界の原油輸送量の約20%が通過するホルムズ海峡を迂回するルートの確保を急いでおり、今回の計画はその動きを加速させるものとなる。
湾岸諸国では現在、係争水域である同海峡を避けるため、新たなパイプラインや鉄道輸送網、エネルギー貯蔵拠点への数十億ドル規模の投資が進んでいる。これはイラン紛争がもたらす最も長期的な影響の1つと目されている。
シェブロンらが検討する選択肢の1つは、イラク北部キルクークとシリアのバニヤス港を結ぶ旧原油パイプラインの再建だ。同ルートは20年以上使用されておらず、2003年のイラク侵攻で損傷している。同コンソーシアムは、既存インフラの改修やトルコ経由の接続も含めた技術調査を実施する。
投資合意が模索されているのは、イラクの主要油田である西クルナ第2油田とナシリヤ油田。イラクのザイディ首相はきょう、テキサス州ヒューストンのシェブロン本社を訪れ、同社幹部と直接会談した。シェブロン側は、交渉が過去12ー18カ月に及んでいることを明かし、「最終合意までにはまだ長い道のりがある」と慎重姿勢を崩さないものの、上流部門のネフ社長は「世界規模の石油開発経験をイラクのエネルギー開発に生かす意見交換ができた」と歓迎の意を示した。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース