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    2026年7月15日 23時17分

    モルガン・スタンレーが決算 株式トレーディングが力強いほか、ウェルス・マネジメントも好調 株価は小幅高=米国株個別

    (NY時間10:17)(日本時間23:17)
    モルガン・スタンレー<MS> 229.49(+1.82 +0.80%)

     モルガン・スタンレー<MS>が取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、経常収益とも予想を上回った。他行同様に株式トレーディング部門が力強かったほか、主力のウェルス・マネジメント部門も好調だった。同部門の純新規資産流入額は過去最高の1480億ドルとなったほか、ウェルス・投資管理部門全体の顧客資産は10兆ドルに到達した。

     ピックCEOは「資本を着実に積み上げており、中核事業への投資余力を高めるとともに、株主に高いリターンを提供できる」と述べた。

     アナリストは、極めて優れた決算と評価。機関投資家向け証券部門が顧客取引の活発化とアジア市場での顕著な強さを背景に卓越した業績を達成したほか、投資銀行部門の勢いも力強かったと指摘ししている。

     別のアナリストは「株式業務がけん引したが、資産運用部門の業績は市場予想をやや上回ったものの、アドバイザリー業務、債券引受業務、FICC(債券・為替・コモディティ)部門はいずれも予想をやや下回った」と分析。

     また、「経常収益は予想を22億ドル上回ったが、経費も予想を7億ドル上回っており、その大半はトレーディング関連の変動費用やマーケティング費用の増加によるものとみられる」と述べた。

     ただ、株価は他行の決算を受けてすでに前日に上昇していたこともあり、売り先行で始まったものの、前日付近まで買い戻される展開。

    (4-6月・第2四半期)
    ・1株利益:3.46ドル(予想:2.90ドル)
    ・経常収益:213.5億ドル(予想:195.8億ドル)
      ウェルス・マネジメント:88.6億ドル(予想:86.8億ドル)
      株式:63.0億ドル(予想:44.7億ドル)
      FICC(債券・為替・商品):24.6億ドル(予想:25.6億ドル)
      投資銀行:24.4億ドル(予想:22.0億ドル)
       アドバイザリー:7.98億ドル(予想:7.73億ドル)
       株式引受:8.51億ドル(予想:6.77億ドル)
       債券引受:7.88億ドル(予想:7.24億ドル)
    ・純受取利息(NII):27.8億ドル(予想:27.2億ドル)
    ・預金残高:4461億ドル(予想:4328億ドル)
    ・自己資本利益率(ROE):20.7%(予想:17.4%)
    ・有形自己資本利益率(ROTCE):26.6%(予想:22.1%)
    ・CET1比率(標準的手法):14.8%(予想:14.8%)
    ・貸倒引当金:9800万ドル(予想:7680万ドル)
    ・運用資産残高(AUM):2.00兆ドル(予想:1.94兆ドル)

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース