2026年6月16日 23時57分
GM、ロッキード向けの兵器部品製造で協議と伝わる=米国株個別
(NY時間10:57)(日本時間23:57)
GM<GM> 84.52(+0.45 +0.54%)
ロッキード<LMT> 532.86(+2.50 +0.47%)
GM<GM>が、ロッキード・マーチン<LMT>向けの兵器部品製造に向けた協議を進めていることが明らかになった。前日引け後にブルームバーグが関係者の話として伝えた。複数の兵器システムで共通して使用される部品をGMが供給し、ロッキードの弾薬生産能力拡大を支援する方向で調整しているという。現時点で最終合意には至っていない。
背景には、ウクライナや中東での軍事衝突による米軍の兵器在庫の激減がある。トランプ政権や米国防総省は生産加速を求めており、既存の防衛企業だけでは不十分として、自動車など異業種メーカーの製造能力活用を模索している。トランプ政権が要請した歴史的な規模の国防予算案もこの動きを後押しする。
防衛事業の拡大と新たな収益源確保を狙うGMに対し、ロッキードは部品不足というサプライチェーンのボトルネック解消を目指す。
欧州でも独フォルクスワーゲンなどが防衛分野への参入を検討しており、今回の協議は世界的な軍需増産の象徴といえる。ただし、高性能兵器の製造には厳格な品質管理や複雑な工程が求められ、自動車関連企業の軍需参入には投資家の反発を懸念する慎重論も根強い。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
GM<GM> 84.52(+0.45 +0.54%)
ロッキード<LMT> 532.86(+2.50 +0.47%)
GM<GM>が、ロッキード・マーチン<LMT>向けの兵器部品製造に向けた協議を進めていることが明らかになった。前日引け後にブルームバーグが関係者の話として伝えた。複数の兵器システムで共通して使用される部品をGMが供給し、ロッキードの弾薬生産能力拡大を支援する方向で調整しているという。現時点で最終合意には至っていない。
背景には、ウクライナや中東での軍事衝突による米軍の兵器在庫の激減がある。トランプ政権や米国防総省は生産加速を求めており、既存の防衛企業だけでは不十分として、自動車など異業種メーカーの製造能力活用を模索している。トランプ政権が要請した歴史的な規模の国防予算案もこの動きを後押しする。
防衛事業の拡大と新たな収益源確保を狙うGMに対し、ロッキードは部品不足というサプライチェーンのボトルネック解消を目指す。
欧州でも独フォルクスワーゲンなどが防衛分野への参入を検討しており、今回の協議は世界的な軍需増産の象徴といえる。ただし、高性能兵器の製造には厳格な品質管理や複雑な工程が求められ、自動車関連企業の軍需参入には投資家の反発を懸念する慎重論も根強い。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース