探検
PR
  • トップ
  •  >  米国株
  •  >  市場ニュース
  •  >  デル、決算受け時間外で16%高 AI向けサーバーの需要拡大が押し上げ=米国株個別
  • 銘柄ニュース
    戻る
    2026年5月29日 5時45分

    デル、決算受け時間外で16%高 AI向けサーバーの需要拡大が押し上げ=米国株個別

    (NY時間16:42)(日本時間05:42)時間外
    デル<DELL> 370.00(+52.95 +16.70%)

     デル<DELL>が時間外で大幅高。引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を大きく上回った。サーバーの売上が予想以上に好調だった。ガイダンスも公表し、通期の売上高見通しを大幅に上方修正している。同社はまた、通期のAIサーバー売上高見通しを約600億ドルに上方修正した。AI向けサーバーの需要拡大が業績押し上げ要因となっている。

     同社のAIワークロード向けサーバーは、コアウィーブ<CRWV>やエヌスケールなどの計算資源レンタル企業に加え、企業顧客や主要AI事業者から需要を集めている。

     クラークCOOは「AI機会には減速の兆しが全くない」と述べた。同社はAI関連の勝ち組との見方から、株価は年初来で150%超上昇している。

     AI関連製品だけでなく、CPU搭載の従来型サーバー需要も業績を押し上げた。従来型サーバー部門の売上高は85億ドルとなり、前年比でほぼ倍増している。

     アナリストは決算前に「現在のAI開発ブームは従来型のサーバー依存度が高く、同社のような企業に恩恵をもたらす」と指摘していた。同社はメモリ半導体価格の急騰を受け、コスト抑制と利益率改善へ取り組んでいる。

     また、前日には米軍から、マイクロソフト<MSFT>のソフトウェアライセンスの管理支援契約を獲得したと発表していた。契約規模は97億ドル。アナリストは「この契約はデルにAI・企業向け以外の成長多様化をもたらす」と評価している。

     なお、パソコン事業部門の売上高は17%増の146億ドルとなった。法人向けの販売が成長を主導。予想は129億ドルだった。

    (2-4月・第1四半期)
    ・1株利益(調整後):4.86ドル(予想:2.99ドル)
    ・売上高:438.4億ドル 88%増(予想:355.2億ドル)
      法人:130.2億ドル 18%増(予想:114.1億ドル)
      消費者:15.9億ドル 8.6%増
       インフラ:290.1億ドル(予想:223.0億ドル)
       ストレージ:43.3億ドル(予想:41.6億ドル)
       クライアント:146.1億ドル(予想:129.3億ドル)
    ・営業利益(調整後):42.4億ドル(前年:16.7億ドル)(予想:27.7億ドル)
    ・AI関連受注額:244億ドル
    ・AIサーバー売上高:161億ドル(予想:131億ドル)

    (4-6月・第2四半期見通し)
    ・売上高:440~450億ドル(予想:350.6億ドル)

    (27年度通期見通し)
    ・売上高:1650~1690億ドル(従来:1380~1420億ドル)(予想:1421.2億ドル)
    ・AIサーバー売上高:約600億ドル

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース