2026年5月28日 23時28分
ベスト・バイ、決算受け大幅高 消費者向け電子機器需要の底堅さを示す=米国株個別
(NY時間10:29)(日本時間23:29)
ベスト・バイ<BBY> 73.85(+9.31 +14.43%)
家電量販店のベスト・バイ<BBY>が大幅高。取引開始前に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益、売上高も予想を上回った。ガイダンスも公表し、第2四半期の既存店売上高が予想外の増収を見込んでいる。
インフレやガソリン高騰にもかかわらず、消費者向け電子機器需要が底堅いことを示した。特にゲーム、コンピューティング、携帯電話、サービス部門が好調だった。
バリーCEOは決算説明会で「消費者は依然として高額商品購入には慎重だが、必要性がある場合や技術革新がある商品については支出意欲を示している」と述べた。ニンテンドースイッチ2」など新製品販売が業績押し上げ要因となっている。
ビルナスCFOは「5月の既存店売上高は力強いスタートを切っている」と述べた。住宅市場低迷や競争激化で苦戦していた家電部門も、今月は成長へ転じた。
今回決算は、経営トップ交代を控える中で発表された。同社は先月、現最高顧客・商品・物流責任者ボンフィグ氏を新CEOに指名しており、11月1日付でバリーCEOの後任に就任予定。
経営陣は決算説明会で、今後の成長戦略についても説明した。同社は今夏以降、小型・中型店舗を拡大し、成長市場や都市部、郊外顧客への接点強化を進める。また、新LED技術を採用した最新RGBテレビ製品ラインアップも拡充する。
さらに、一部店舗では「メタラボ・アット・ベスト・バイ」を展開し、メタ<META>のスマートグラスやVR製品を専門的に扱うエリアを設置する。そのほか、家具売り場やアウトレット商品コーナー導入店舗も拡大する方針。
ボンフィグ氏は「われわれはもはや単なる小売企業ではない。小売、メディア、広告、テクノロジー企業へ進化している」と述べた。
一方、アナリストは「ベスト・バイには依然として多くの課題がある」と指摘。同社はアマゾン<AMZN>やウォルマート<WMT>との競争に直面しており、店舗も機能的ではあるが魅力に欠ける」と分析した。ただし「新CEO就任によって同社には再出発の機会が訪れている」とも述べた。
(2-4月・第1四半期)
・既存店売上高:2.0%増(予想:0.9%増)
米国:1.8%増(予想:0.91%増)
家電:2.7%減(予想:3.45%減)
コンピューティング・携帯:4.2%増(予想:3.82%増)
アプライアンス:13.6%減(予想:9.44%減)
エンターテインメント:38.1%増(予想:2.67%増)
海外:4.7%増(予想:1.23%増)
・1株利益(調整後):1.28ドル(予想:1.22ドル)
・売上高:89.4億ドル 1.9%増(予想:88.3億ドル)
米国:82.5億ドル 1.5%増(予想:81.8億ドル)
海外:6.87億ドル 7.3%増(予想:6.51億ドル)
・粗利益率:23.5%(予想:23.5%)
(5-7月・第2四半期見通し)
・既存店売上高:約1.0%増(予想:0.3%減)
・営業利益率(調整後):約3.9%
(27年度通期見通し)
・既存店売上高:1%減~1%増を維持(予想:0.4%増)
・1株利益(調整後):6.30~6.60ドルを維持(予想:6.48ドル)
・売上高:412~421億ドルを維持(予想:417.9億ドル)
【企業概要】
米国とカナダで、Best Buy、Best Buy Ads、Best Buy Business、Best Buy Essentialsなどのブランドで、実店舗およびオンラインを通じて、大型・小型家電製品、コンピューター・モバイル関連製品、フィットネス製品、オフィス・住宅用家具、おもちゃ、ゲーム機などの多様な製品を販売する。配送・設置などのサービスも行う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ベスト・バイ<BBY> 73.85(+9.31 +14.43%)
家電量販店のベスト・バイ<BBY>が大幅高。取引開始前に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、既存店売上高が予想を上回ったほか、1株利益、売上高も予想を上回った。ガイダンスも公表し、第2四半期の既存店売上高が予想外の増収を見込んでいる。
インフレやガソリン高騰にもかかわらず、消費者向け電子機器需要が底堅いことを示した。特にゲーム、コンピューティング、携帯電話、サービス部門が好調だった。
バリーCEOは決算説明会で「消費者は依然として高額商品購入には慎重だが、必要性がある場合や技術革新がある商品については支出意欲を示している」と述べた。ニンテンドースイッチ2」など新製品販売が業績押し上げ要因となっている。
ビルナスCFOは「5月の既存店売上高は力強いスタートを切っている」と述べた。住宅市場低迷や競争激化で苦戦していた家電部門も、今月は成長へ転じた。
今回決算は、経営トップ交代を控える中で発表された。同社は先月、現最高顧客・商品・物流責任者ボンフィグ氏を新CEOに指名しており、11月1日付でバリーCEOの後任に就任予定。
経営陣は決算説明会で、今後の成長戦略についても説明した。同社は今夏以降、小型・中型店舗を拡大し、成長市場や都市部、郊外顧客への接点強化を進める。また、新LED技術を採用した最新RGBテレビ製品ラインアップも拡充する。
さらに、一部店舗では「メタラボ・アット・ベスト・バイ」を展開し、メタ<META>のスマートグラスやVR製品を専門的に扱うエリアを設置する。そのほか、家具売り場やアウトレット商品コーナー導入店舗も拡大する方針。
ボンフィグ氏は「われわれはもはや単なる小売企業ではない。小売、メディア、広告、テクノロジー企業へ進化している」と述べた。
一方、アナリストは「ベスト・バイには依然として多くの課題がある」と指摘。同社はアマゾン<AMZN>やウォルマート<WMT>との競争に直面しており、店舗も機能的ではあるが魅力に欠ける」と分析した。ただし「新CEO就任によって同社には再出発の機会が訪れている」とも述べた。
(2-4月・第1四半期)
・既存店売上高:2.0%増(予想:0.9%増)
米国:1.8%増(予想:0.91%増)
家電:2.7%減(予想:3.45%減)
コンピューティング・携帯:4.2%増(予想:3.82%増)
アプライアンス:13.6%減(予想:9.44%減)
エンターテインメント:38.1%増(予想:2.67%増)
海外:4.7%増(予想:1.23%増)
・1株利益(調整後):1.28ドル(予想:1.22ドル)
・売上高:89.4億ドル 1.9%増(予想:88.3億ドル)
米国:82.5億ドル 1.5%増(予想:81.8億ドル)
海外:6.87億ドル 7.3%増(予想:6.51億ドル)
・粗利益率:23.5%(予想:23.5%)
(5-7月・第2四半期見通し)
・既存店売上高:約1.0%増(予想:0.3%減)
・営業利益率(調整後):約3.9%
(27年度通期見通し)
・既存店売上高:1%減~1%増を維持(予想:0.4%増)
・1株利益(調整後):6.30~6.60ドルを維持(予想:6.48ドル)
・売上高:412~421億ドルを維持(予想:417.9億ドル)
【企業概要】
米国とカナダで、Best Buy、Best Buy Ads、Best Buy Business、Best Buy Essentialsなどのブランドで、実店舗およびオンラインを通じて、大型・小型家電製品、コンピューター・モバイル関連製品、フィットネス製品、オフィス・住宅用家具、おもちゃ、ゲーム機などの多様な製品を販売する。配送・設置などのサービスも行う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース