2025年7月11日 21時17分
来週の米大手銀決算、好業績を示す見通し トレーディング収入が好調
米大手銀を皮切りに、来週から4-6月期の米企業決算が始まるが、大手銀6行は好業績を示す見通しだという。また、トランプ大統領による関税発表後の激動の時期を経て、今後さらなる規制緩和によって業績がさらに拡大する可能性にも言及すると見込まれている。特に4月の関税発表後、一部の銀行で記録的な取引が相次いだことが主な要因だ。
ブルームバーグによると、株式トレーディング収入では、ゴールドマン<GS>が37億ドルで首位、モルガン・スタンレー<MS>がそれに続きそうだという。債券・為替・商品(FICC)トレーディング収入は、JPモルガン<JPM>が52億ドルと予想され、シティグループ<C>がそれに次ぐ見通しだという。
米規制当局は資本規制の緩和を計画しており、特に、FRBによる補完的レバレッジ比率(SLR)の緩和により、銀行の米国債の保有余力が拡大し、収益性の高い業務の処理能力も増すとみられている。
一方、投資銀行部門はまちまちが予想されている。第2四半期の案件は、トランプ大統領による貿易戦争の影響で不確実性が高まり、停滞したものが多い。ゴールドマン、モルガン・スタンレー、シティグループ、ウェルズ・ファーゴ<WFC>は同部門の増益が予想されているが、JPモルガンやバンカメ<BAC>は減益が見込まれている。
株探ニュース
ブルームバーグによると、株式トレーディング収入では、ゴールドマン<GS>が37億ドルで首位、モルガン・スタンレー<MS>がそれに続きそうだという。債券・為替・商品(FICC)トレーディング収入は、JPモルガン<JPM>が52億ドルと予想され、シティグループ<C>がそれに次ぐ見通しだという。
米規制当局は資本規制の緩和を計画しており、特に、FRBによる補完的レバレッジ比率(SLR)の緩和により、銀行の米国債の保有余力が拡大し、収益性の高い業務の処理能力も増すとみられている。
一方、投資銀行部門はまちまちが予想されている。第2四半期の案件は、トランプ大統領による貿易戦争の影響で不確実性が高まり、停滞したものが多い。ゴールドマン、モルガン・スタンレー、シティグループ、ウェルズ・ファーゴ<WFC>は同部門の増益が予想されているが、JPモルガンやバンカメ<BAC>は減益が見込まれている。
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