2026年10月13日 1時25分
イオンQが下落 エリシティ社を全額株式交換で買収との発表を嫌気=米国株個別
(NY時間12:23)(日本時間01:23)
イオンQ<IONQ> 36.35(-3.54 -8.87%)
量子コンピューティングのイオンQ<IONQ>が下落。サイバーセキュリティ事業の強化に向け、エリシティ社を最大13億ドルの全額株式交換で買収すると発表したことが嫌気されている。
同社によると、買収対象のエリシティはゼロトラスト型セキュリティーを手掛ける企業。買収は10-12月期中に完了したい意向で、規制当局の承認など通常の取引完了条件を満たす必要がある。
アナリストは「今回の買収は同社のセキュリティ事業の販路拡大と事業領域の拡張という点で合理的な戦略と見られる」と評価。「これまで同社の量子セキュリティ関連製品は、主に政府機関や通信事業者のネットワーク向けに販売されてきた。一方、エリシティは企業の最高情報セキュリティ責任者(CISO)との確立された関係や、継続的な企業向け収益基盤を持っており、同社の新たな販売機会や提携に繋がる可能性がある」と指摘した。
ただ、買収対象企業の売上高が開示されていないため、買収価格の妥当性を評価することは難しいとも指摘。約11億5000万ドルの当初対価は、同社の新株約2300万-3500万株の発行に相当すると推計。
同社はこれまでにもオックスフォード・アイオニクス社やスカイウォーター社を全額株式交換で買収しており、今回の取引によって既存株主の持ち分の希薄化がさらに進むことになる。同アナリストは、7-9月期決算発表に際し、エリシティの売上高や年間継続収益(ARR)、セキュリティ事業の売上高をどのように報告するかについて、詳細な説明を求めたいとしている。
【企業概要】
米国内外で、コンピューティング・ネットワーク・センシング・セキュリティの各分野にわたる統合型量子ソリューションを提供する。主要なクラウドプロバイダーを通じて利用可能な量子コンピューティングサービスを手掛け、陸・海・空・宇宙にわたるネットワーク・センシング分野のニーズにも対応する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
イオンQ<IONQ> 36.35(-3.54 -8.87%)
量子コンピューティングのイオンQ<IONQ>が下落。サイバーセキュリティ事業の強化に向け、エリシティ社を最大13億ドルの全額株式交換で買収すると発表したことが嫌気されている。
同社によると、買収対象のエリシティはゼロトラスト型セキュリティーを手掛ける企業。買収は10-12月期中に完了したい意向で、規制当局の承認など通常の取引完了条件を満たす必要がある。
アナリストは「今回の買収は同社のセキュリティ事業の販路拡大と事業領域の拡張という点で合理的な戦略と見られる」と評価。「これまで同社の量子セキュリティ関連製品は、主に政府機関や通信事業者のネットワーク向けに販売されてきた。一方、エリシティは企業の最高情報セキュリティ責任者(CISO)との確立された関係や、継続的な企業向け収益基盤を持っており、同社の新たな販売機会や提携に繋がる可能性がある」と指摘した。
ただ、買収対象企業の売上高が開示されていないため、買収価格の妥当性を評価することは難しいとも指摘。約11億5000万ドルの当初対価は、同社の新株約2300万-3500万株の発行に相当すると推計。
同社はこれまでにもオックスフォード・アイオニクス社やスカイウォーター社を全額株式交換で買収しており、今回の取引によって既存株主の持ち分の希薄化がさらに進むことになる。同アナリストは、7-9月期決算発表に際し、エリシティの売上高や年間継続収益(ARR)、セキュリティ事業の売上高をどのように報告するかについて、詳細な説明を求めたいとしている。
【企業概要】
米国内外で、コンピューティング・ネットワーク・センシング・セキュリティの各分野にわたる統合型量子ソリューションを提供する。主要なクラウドプロバイダーを通じて利用可能な量子コンピューティングサービスを手掛け、陸・海・空・宇宙にわたるネットワーク・センシング分野のニーズにも対応する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース