2026年9月14日 23時54分
サミットが上昇 提携先の抗体薬がメルクのキイトルーダに対し優位性示す=米国株個別
(NY時間10:51)(日本時間23:51)
サミット<SMMT> 18.44(+0.89 +5.04%)
バイオ医薬品のサミット・セラピューティクス<SMMT>が上昇。先週末引け後に同社の提携先のアケソ社が開発する抗体薬「イボネシマブ」が、PD-L1陽性の非小細胞肺がん(NSCLC)を対象とした試験で、メルク<MRK>のキイトルーダに対して初めて全生存期間(OS)で優位性を示したと伝わった。グローバルでの有効性を裏付ける材料として注目される。
中国のみで実施した「HARMONi-2」試験では、イボネシマブがキイトルーダに比べて全生存期間中央値を8.2カ月延長し、死亡リスクを示すハザード比は中間解析時の0.777から0.73へ改善した。
比較対象のキイトルーダ自体も全生存期間中央値22.6カ月と、過去の「KEYNOTE-042」試験の16.4カ月を上回った。
特に注目されるのはPD-L1高発現患者のサブグループで、ハザード比は0.58と予想以上の結果となった。この患者層はグローバルで進行中の「HARMONi-7」試験との関連性が高く、今回の結果はイボネシマブのグローバル試験成功への期待を高める内容とみられている。
また、世界肺がん学会議(WCLC)で示されたサブグループデータは、イボネシマブの開発が尿路上皮がんなどにも拡大するなか、サミットの資金調達負担を和らげる材料になる可能性がある。
【企業概要】
がん治療領域に注力し治療法の発見・開発・商業化に取り組む臨床段階のバイオ医薬品会社。主要製品候補として、PD-1阻害による免疫療法効果と抗VEGF化合物を組み合わせた二重特異性抗体であるivonescimabの、非小細胞肺がんおよび大腸がんを対象とした臨床試験を進める。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
サミット<SMMT> 18.44(+0.89 +5.04%)
バイオ医薬品のサミット・セラピューティクス<SMMT>が上昇。先週末引け後に同社の提携先のアケソ社が開発する抗体薬「イボネシマブ」が、PD-L1陽性の非小細胞肺がん(NSCLC)を対象とした試験で、メルク<MRK>のキイトルーダに対して初めて全生存期間(OS)で優位性を示したと伝わった。グローバルでの有効性を裏付ける材料として注目される。
中国のみで実施した「HARMONi-2」試験では、イボネシマブがキイトルーダに比べて全生存期間中央値を8.2カ月延長し、死亡リスクを示すハザード比は中間解析時の0.777から0.73へ改善した。
比較対象のキイトルーダ自体も全生存期間中央値22.6カ月と、過去の「KEYNOTE-042」試験の16.4カ月を上回った。
特に注目されるのはPD-L1高発現患者のサブグループで、ハザード比は0.58と予想以上の結果となった。この患者層はグローバルで進行中の「HARMONi-7」試験との関連性が高く、今回の結果はイボネシマブのグローバル試験成功への期待を高める内容とみられている。
また、世界肺がん学会議(WCLC)で示されたサブグループデータは、イボネシマブの開発が尿路上皮がんなどにも拡大するなか、サミットの資金調達負担を和らげる材料になる可能性がある。
【企業概要】
がん治療領域に注力し治療法の発見・開発・商業化に取り組む臨床段階のバイオ医薬品会社。主要製品候補として、PD-1阻害による免疫療法効果と抗VEGF化合物を組み合わせた二重特異性抗体であるivonescimabの、非小細胞肺がんおよび大腸がんを対象とした臨床試験を進める。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース