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    2026年9月1日 22時38分

    ゴープロが46%急伸 人気ユーチューバーが突如筆頭株主に=米国株個別

    (NY時間09:36)(日本時間22:36)
    ゴープロ<GPRO> 0.88(+0.28 +46.06%)

     ウェアラブルカメラのゴープロ<GPRO>が急伸。特段の材料はないが、筆頭株主に、人気ユーチューバー「マークプライヤー」として知られるフィッシュバック氏が浮上したことが思惑を呼んでいる。同氏はゴープロ株の8.5%を取得し、単独では同社筆頭株主となった。

     フィッシュバック氏はプロの投資家でも、物言う株主でもない。ゴープロ製カメラの熱心なユーザーで、同社の時価総額が約1億1000万ドルまで落ち込んでいることに割安感を感じたことが投資のきっかけだったという。「株価を見て、過小評価されていると思った。会社には成功してほしい」と語っている。

     ゴープロは厳しい経営環境に直面。株価は今年に入って55%超下落し、過去5年間では90%超下落。5月には身売りを含む戦略的選択肢の検討を開始したほか、その後、今後12カ月に渡って事業を継続できるかについて「重大な疑義」があると表明している。

     それでもフィッシュバック氏は買い増しを続けた。上場企業の大株主になるにあたり、必要となる金融関連の届け出や情報開示についても学んだという。

     今回の投資は単なる割安株投資ではなく、映像制作をより身近にするというフィッシュバック氏の取り組みの一環。同氏は映像制作者による大容量ファイルのやり取りを容易にするツールを提供するストラーダにも投資している。「視聴者にも長編映画や、より高度な映像制作に挑戦してもらいたい」としており、ゴープロへの出資を映像クリエーター支援につなげる考えを示した。

    【企業概要】
     世界の消費者に、防水カメラや、プロセッサ・大型センサー・画像安定化機能を備えたカメラ等を提供する。カメラ、装着型およびウェアラブルアクセサリ、サブスクリプションとサービス、契約後のサポートから収益を得る。製造の大半は外部委託され、製品は、小売店・販売店・ウェブサイトを通じて販売される。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース