2026年8月27日 2時35分
ボーイング、FAAが787ドリームライナーの一部について検査義務付け=米国株個別
(NY時間13:35)(日本時間02:35)
ボーイング<BA> 211.78(+0.70 +0.33%)
ボーイング<BA>の787ドリームライナーの一部について、米連邦航空局(FAA)が検査を義務付ける。製造上の問題を巡る調査で、部品間の隙間が設計上の許容範囲を超えていた可能性が判明した。
FAAは26日に公表した最終的な耐空性改善命令で、ボーイングの調査について「シムの隙間が設計上の許容値を超えていた可能性があり、部品を強い力で引き寄せて固定したことで、締結部の穴に疲労亀裂が発生する恐れがあるとの結論に達した」と説明した。
FAAによると、適切に対処しなかった場合、亀裂が拡大して主翼の主要構造を弱め、最終的には設計上想定される荷重に耐えられなくなる可能性がある。その結果、安全な飛行と着陸を継続できなくなる恐れがあると警告した。
シムの隙間とは、胴体や主翼など航空機の部品を接合する際に生じる小さな隙間を指す。通常は金属片などの固体材料や液体材料を用い、厳格な設計基準に従って埋められる。
これに対してボーイングは声明で「2019年にシムを測定する方法が旧式だったことを確認し、生産工程ではすでに修正した」と説明した。また、2025年8月に787の運航会社に新たな指針を通知し、過去1年間に渡り今回の問題を確認するための検査スケジュールの更新に取り組んできたとした。対象機については通常運航を継続できるとしている。
787の部品間の隙間を巡る問題が浮上したのは今回が初めてではない。2年前には内部告発者が、ボーイングが隙間を適切に処理せず、部品を合わせるために過剰な力を加えていたと主張。787の製造工程で行われたこうした対応が、機体の構造的な健全性に影響を及ぼす可能性があると訴えていた。
FAAによると、今回の耐空性改善命令は米国で登録されている787型機17機が対象となる見込みで、超音波検査や詳細検査を義務付ける。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ボーイング<BA> 211.78(+0.70 +0.33%)
ボーイング<BA>の787ドリームライナーの一部について、米連邦航空局(FAA)が検査を義務付ける。製造上の問題を巡る調査で、部品間の隙間が設計上の許容範囲を超えていた可能性が判明した。
FAAは26日に公表した最終的な耐空性改善命令で、ボーイングの調査について「シムの隙間が設計上の許容値を超えていた可能性があり、部品を強い力で引き寄せて固定したことで、締結部の穴に疲労亀裂が発生する恐れがあるとの結論に達した」と説明した。
FAAによると、適切に対処しなかった場合、亀裂が拡大して主翼の主要構造を弱め、最終的には設計上想定される荷重に耐えられなくなる可能性がある。その結果、安全な飛行と着陸を継続できなくなる恐れがあると警告した。
シムの隙間とは、胴体や主翼など航空機の部品を接合する際に生じる小さな隙間を指す。通常は金属片などの固体材料や液体材料を用い、厳格な設計基準に従って埋められる。
これに対してボーイングは声明で「2019年にシムを測定する方法が旧式だったことを確認し、生産工程ではすでに修正した」と説明した。また、2025年8月に787の運航会社に新たな指針を通知し、過去1年間に渡り今回の問題を確認するための検査スケジュールの更新に取り組んできたとした。対象機については通常運航を継続できるとしている。
787の部品間の隙間を巡る問題が浮上したのは今回が初めてではない。2年前には内部告発者が、ボーイングが隙間を適切に処理せず、部品を合わせるために過剰な力を加えていたと主張。787の製造工程で行われたこうした対応が、機体の構造的な健全性に影響を及ぼす可能性があると訴えていた。
FAAによると、今回の耐空性改善命令は米国で登録されている787型機17機が対象となる見込みで、超音波検査や詳細検査を義務付ける。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース