2026年8月24日 23時30分
エヌビディア、AI半導体搭載サーバーを値上げへ 15%超のケースも DRAM急騰受け=米国株個別
(NY時間10:28)(日本時間23:28)
エヌビディア<NVDA> 209.17(-5.55 -2.58%)
本日は半導体関連中心にIT・ハイテク株が広く下落する中、エヌビディア<NVDA>も下落。同社は今週26日の引け後に5-7月期決算(第2四半期)を控えている。
大口顧客の一部が、AI半導体を搭載したサーバー価格が引き上げられるとの通知を同社から受けたと伝わっている。週末にブルームバーグが関係者の話として伝えた。多くの場合は値上げ幅が15%を超えるという。値上げの背景には、メモリーチップの価格急騰がある。
関係者によると、値上げは来年初めに出荷されるシステムから実施され、主力の「ヴェラ・ルービン」や「グレイス・ブラックウェル」チップを搭載したシステムも対象となるという。チップの世代やメモリー構成によって、値上げ幅は異なるとしている。
マイクロソフト<MSFT>やアルファベット<アルファベット<GOOG><GOOGL>傘下のグーグル、オラクル<ORCL>などのハイパースケラー向けにサーバー製造を受託する企業は最近、今後の値上げについて顧客に通知したという。
業界で圧倒的な地位を占めるエヌビディアでさえ、価格を据え置くことも、増大するコストを吸収することも難しいという事実は、AIインフラ需要が急増する中で、メモリーチップメーカーのサムスン電子やSKハイニックス<SKHY>、マイクロン<MU>がいかに大きな価格決定力を持っているかを示している。
アップル<AAPL>やクアルコム<QCOM>など大手ハイテク企業も最近、半導体不足のため製品価格を引き上げざるを得なくなったと明らかにしている。
エヌビディアのアクセラレータープロセッサーは、AIソフトウエアを作成・稼働させるコンピューターの中核をなす。その性能は、組み合わせるDRAMの容量に左右される。世界のDRAM生産は、韓国の2社とマイクロンで大半を占める。各社は生産量を増やしているものの、急増する需要にはなお追いついていない。
その結果、コモディティ的な性格を持つこれら部品の価格が大幅に上昇し、メーカーはテクノロジー業界でかつてないほどの影響力を持つようになった。
受託製造を担う台湾TSMC<TSM>からの供給が、猛烈な需要に追いついていないため、エヌビディアはチップの販売価格を1基当たり数万ドルに設定できる。売上高から製造コストを差し引いた粗利益は75%。もともと数百ドルで販売されていたPCゲーム向けチップは、AIアクセラレーターに進化し、絶え間ない需要に加え、エヌビディア製品に代わる有力な選択肢が乏しいことから、価格が押し上げられてきた。
【企業概要】
北米・欧州・アジアにおいてライフサイエンス事業を展開し、研究から臨床開発までの顧客が、治療法をより早く市場に投入できるようサポートする。サンプルの調達、自動保存、ゲノムサービスや、様々な消耗品・データソフトウェア・サンプル管理ソリューションなど、幅広い製品とサービスを提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
エヌビディア<NVDA> 209.17(-5.55 -2.58%)
本日は半導体関連中心にIT・ハイテク株が広く下落する中、エヌビディア<NVDA>も下落。同社は今週26日の引け後に5-7月期決算(第2四半期)を控えている。
大口顧客の一部が、AI半導体を搭載したサーバー価格が引き上げられるとの通知を同社から受けたと伝わっている。週末にブルームバーグが関係者の話として伝えた。多くの場合は値上げ幅が15%を超えるという。値上げの背景には、メモリーチップの価格急騰がある。
関係者によると、値上げは来年初めに出荷されるシステムから実施され、主力の「ヴェラ・ルービン」や「グレイス・ブラックウェル」チップを搭載したシステムも対象となるという。チップの世代やメモリー構成によって、値上げ幅は異なるとしている。
マイクロソフト<MSFT>やアルファベット<アルファベット<GOOG><GOOGL>傘下のグーグル、オラクル<ORCL>などのハイパースケラー向けにサーバー製造を受託する企業は最近、今後の値上げについて顧客に通知したという。
業界で圧倒的な地位を占めるエヌビディアでさえ、価格を据え置くことも、増大するコストを吸収することも難しいという事実は、AIインフラ需要が急増する中で、メモリーチップメーカーのサムスン電子やSKハイニックス<SKHY>、マイクロン<MU>がいかに大きな価格決定力を持っているかを示している。
アップル<AAPL>やクアルコム<QCOM>など大手ハイテク企業も最近、半導体不足のため製品価格を引き上げざるを得なくなったと明らかにしている。
エヌビディアのアクセラレータープロセッサーは、AIソフトウエアを作成・稼働させるコンピューターの中核をなす。その性能は、組み合わせるDRAMの容量に左右される。世界のDRAM生産は、韓国の2社とマイクロンで大半を占める。各社は生産量を増やしているものの、急増する需要にはなお追いついていない。
その結果、コモディティ的な性格を持つこれら部品の価格が大幅に上昇し、メーカーはテクノロジー業界でかつてないほどの影響力を持つようになった。
受託製造を担う台湾TSMC<TSM>からの供給が、猛烈な需要に追いついていないため、エヌビディアはチップの販売価格を1基当たり数万ドルに設定できる。売上高から製造コストを差し引いた粗利益は75%。もともと数百ドルで販売されていたPCゲーム向けチップは、AIアクセラレーターに進化し、絶え間ない需要に加え、エヌビディア製品に代わる有力な選択肢が乏しいことから、価格が押し上げられてきた。
【企業概要】
北米・欧州・アジアにおいてライフサイエンス事業を展開し、研究から臨床開発までの顧客が、治療法をより早く市場に投入できるようサポートする。サンプルの調達、自動保存、ゲノムサービスや、様々な消耗品・データソフトウェア・サンプル管理ソリューションなど、幅広い製品とサービスを提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース