探検
PR
  • トップ
  •  >  米国株
  •  >  市場ニュース
  •  >  スーパー・マイクロ、半導体密輸疑惑の独立調査完了 「経営陣関与の証拠なし」=米国株個別
  • 銘柄ニュース
    戻る
    2026年8月21日 1時16分

    スーパー・マイクロ、半導体密輸疑惑の独立調査完了 「経営陣関与の証拠なし」=米国株個別

    (NY時間12:16)(日本時間01:16)
    スーパー・マイクロ<SMCI> 35.66(-0.93 -2.53%)

     サーバー製造のスーパー・マイクロ<SMCI>は20日、エヌビディア<NVDA>製半導体の中国への密輸疑惑を巡る社内独立調査が完了したと発表。調査チームは、現経営陣が不法な計画を認識していたことを示す証拠は見つからなかったとの結論を示した。過去の財務諸表の信頼性を損なう事実も確認されなかったとしている。

     この調査は今年3月、米検察当局が同社の共同創業者ら3人を、輸出管理法違反などの罪で起訴したことを受けて実施された。被告らは東南アジアの企業を介し、エヌビディア製の最先端AI半導体を搭載したサーバー数十億ドル相当を不正に中国へ流したとされる。

     起訴状によると、ヘアドライヤーでシリアル番号を貼り替えるなどの偽装工作が行われていた。関与が取り沙汰された東南アジアの企業はタイのOBON社と見られる。

     疑惑発覚を受け、共同創業者は取締役を辞任。同社の独立調査チームは、制裁対象者への直接販売の証拠は否定したものの、社内方針に従わなかった一部従業員を解雇するなどの人事措置を実施。取締役会は輸出管理体制の強化に向けた提言を全編採択した。

     一方、同社を巡る追及は米国外にも波及。台湾検察当局は最近、エヌビディア製半導体の不正出荷疑惑に関連してスーパー・マイクロの現地拠点を強制捜査し、文書偽造や背任の疑いで同社従業員2人を勾留した。

     最先端のAI半導体は米政府の輸出規制対象で、組み込みを行うパートナー企業にも厳しい順守が求められる。

     ただ、市場の懸念は依然として根強く、株価は下落している。

    【企業概要】
     エンタープライズ、クラウド、AI、5G通信、エッジITインフラなどの市場向けに、アプリケーション最適化トータルITソリューションを提供する。要求が厳しく高速化が不可欠な様々なワークロードに最適化されたラックスケールソリューションを提供するほか、サーバーとストレージソリューションも提供。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース