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    2026年8月13日 22時50分

    コヒレント、好決算も下落 予想を上回るだけでは不十分との見方=米国株個別

    (NY時間09:50)(日本時間22:50)
    コヒレント<COHR> 349.15(-6.49 -1.82%)

     光学デバイスのコヒレント<COHR>が下落。前日引け後に4-6月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。第1四半期のガイダンスも公表し、予想を上回る見通しを示している。

     ただ、株価は下落。AI向け光通信需要への期待が事前に大きく高まっていたことや、産業向け事業の弱さが嫌気されている模様。足元の株価は好材料を相当程度織り込まれており、予想を上回るだけでは投資家の高い期待を満たすには不十分との見方が出ている。

     アナリストからは、AIデータセンター向け製品の旺盛な受注を背景に、売上高の成長がさらに加速する情勢との見方が出ている。同社は、2030年まで続く長期契約を締結しており、2027年度第4四半期の売上高は予想を13%上回る30億ドルを突破する可能性があるという。

     今後の課題としては粗利益率の改善ペースを挙げている。第1四半期の売上高見通しは予想を上回る一方、工程改善や良好な価格環境にもかかわらず利益率の上昇幅は0.3%ポイントに留まる見込み。また、予想を6%下回った産業向け事業の低迷も足かせとなっていると評した。

    (4-6月・第4四半期)
    ・1株利益(調整後):1.74ドル(予想:1.62ドル)
    ・売上高:20.5億ドル 34%増(予想:19.9億ドル)

    (7-9月・第1四半期見通し)
    ・1株利益(調整後):1.85~2.05ドル(予想:1.79ドル)
    ・売上高:22.0~24.0億ドル(予想:21.5億ドル)

    【企業概要】
     通信・産業・計測・電子機器用途向けに、レーザー、トランシーバー、その他の光学・光電子デバイスや、モジュール、システム、およびエンジニアリング材料を開発・製造・販売する。製品は、光・データ・無線通信製品、半導体加工、熱電冷却・発電、レーザーによる半導体ウエハー検査や切断・溶接等で利用される。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース