2026年8月10日 21時43分
米大手銀ストラテジスト、S&P500の年末目標を8000に引き上げ
米大手銀のストラテジストが、S&P500の年末目標を7800から8000に引き上げた。堅調な決算シーズンに加え、ハイパースケーラー各社でAI収益化が予想以上に加速していることを背景にあげている。
2026年のS&P500企業の1株利益予想を365ドルへ引き上げている。これは前年比で35%の伸びを示唆し、市場予想コンセンサスである358ドルを上回る。また、2027年の1株利益の予想も420ドルへ引き上げた。前年比15%上昇となり、市場予想の408ドルを上回る。
ストラテジスらは、AIの収益化が受注残高やクラウド収入を通じて一段と鮮明になっており、大半のハイパースケーラーでは、27年もフリーキャッシュフロー(FCF)が赤字に留まる見通しである一方、投下資本利益率(ROIC)への懸念は和らいでいると指摘。
AI関連企業は設備投資を拡大し、今後2年間の設備投資見通しも引き上げた。コンセンサス予想では、設備投資は年末までに前年比85%増の約9000億ドル(約142.8兆円)に達し、来年には1兆2000億ドル(185.6兆円)に拡大すると見込んでいる。
26年と27年のAI関連設備投資のうち、約87%をハイパースケーラーが占める見通しだという。S&P500企業の設備投資総額は今年、1.5兆ドルに達する見通しで、AI関連企業が同指数全体の設備投資総額の約59%を占めることになる。
一方、同ストラテジストは、金利の高止まりや地政学的な不確実性に加え、前例のない規模の株式・債券の供給を市場が吸収する必要があることを踏まえ、予想ベースの株価収益率(PER)を約20倍に据え置いた。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
2026年のS&P500企業の1株利益予想を365ドルへ引き上げている。これは前年比で35%の伸びを示唆し、市場予想コンセンサスである358ドルを上回る。また、2027年の1株利益の予想も420ドルへ引き上げた。前年比15%上昇となり、市場予想の408ドルを上回る。
ストラテジスらは、AIの収益化が受注残高やクラウド収入を通じて一段と鮮明になっており、大半のハイパースケーラーでは、27年もフリーキャッシュフロー(FCF)が赤字に留まる見通しである一方、投下資本利益率(ROIC)への懸念は和らいでいると指摘。
AI関連企業は設備投資を拡大し、今後2年間の設備投資見通しも引き上げた。コンセンサス予想では、設備投資は年末までに前年比85%増の約9000億ドル(約142.8兆円)に達し、来年には1兆2000億ドル(185.6兆円)に拡大すると見込んでいる。
26年と27年のAI関連設備投資のうち、約87%をハイパースケーラーが占める見通しだという。S&P500企業の設備投資総額は今年、1.5兆ドルに達する見通しで、AI関連企業が同指数全体の設備投資総額の約59%を占めることになる。
一方、同ストラテジストは、金利の高止まりや地政学的な不確実性に加え、前例のない規模の株式・債券の供給を市場が吸収する必要があることを踏まえ、予想ベースの株価収益率(PER)を約20倍に据え置いた。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース