探検
PR
  • トップ
  •  >  米国株
  •  >  市場ニュース
  •  >  米・ウ首脳会談、パトリオットのライセンス生産や支援策、外交プロセスの活性化で一致
  • 銘柄ニュース
    戻る
    2026年7月29日 3時55分

    米・ウ首脳会談、パトリオットのライセンス生産や支援策、外交プロセスの活性化で一致

     ウクライナのゼレンスキー大統領は28日、ホワイトハウスでトランプ大統領と会談し、防空能力の強化や停滞する外交交渉の再開について協議した。ロシア軍によるミサイルやドローン攻撃が激化する中、ロシアへの対抗力を強め、停滞する和平プロセスを活性化させる狙いがある。

     会談後、ゼレンスキー大統領はSNS上で「良い会談だった」と評価し、米製高高度迎撃ミサイルシステム「パトリオット」のライセンス生産や支援策、外交プロセスの活性化で一致したと説明した。今後は両国の実務チームが協議の詳細を詰める方針。

     ゼレンスキー大統領は先月トルコで開かれたNATO首脳会議でもトランプ大統領と会談し、ウクライナ国内でのパトリオット共同生産について米側の同意を得ている。製造元のロッキード・マーチン<LMT>幹部とも面会し、早期実現に向けた具体策を進めていると明かした。

     戦争が長期化する中、パトリオットの国産化には時間がかかると見られており、即効性のある支援獲得も課題となる。米専門家は「数年内の戦場で即座に効果が出るかは不透明だが、有益な協力関係だ」と分析する。

     一方、戦況は緊迫を増している。ウクライナ軍はロシア軍の前進を食い止める一方、ドローン技術を生かしてロシア国内の石油・軍事施設へ長距離攻撃を仕掛け、相手国の経済や輸送に負荷をかけている。これに対しロシア側は攻撃を一段と強めるとともに、未制圧地域を含む領土割譲を和平の条件として提示し続けている。

     ウクライナ側は「ロシアに外交的解決へ真剣に取り組む姿勢がない」と批判しており、今回の米・ウ首脳会談を経て、交渉プロセスが加速するかどうかが今後の焦点となる。

    株探ニュース