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    2026年7月28日 22時45分

    ペイパル、決算受け上昇 買収提案には言及せず=米国株個別

    (NY時間09:43)(日本時間22:43)
    ペイパル<PYPL> 57.95(+1.88 +3.35%)

     決済サービスのペイパル<PYPL>が上昇。取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、経常収益とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、予想を上回る通期1株利益の見通しを示している。事業再編の効果が表れたことで予想を上回った。総決済額(TPV)も予想を上回っている。

     同社には今年に入り、投資ファンドのアドベントと決済大手ストライプから、1株約60ドルでの買収提案が示されている。これまでこの提案に対する公式な見解を示しておらず、今回の決算資料でも言及しなかった。

     クリス前CEOが約2年半の在任を経て今年解任され、3月に長年取締役を務めてきたロレス氏が正式にCEOへ就任した。ロレスCEOは4月に事業部門を再編し、5月には今後2-3年で従業員を約20%削減する計画を発表。

     ロレスCEOは声明で「変革計画を迅速に進めるとともに、3つの事業すべてで成長戦略を前進させた」と述べた。「変革は着実に進んでおり、長期的かつ持続可能な利益成長の実現に向けて重点施策を着実に実行している」と強調している。

    (4-6月・第2四半期)
    ・1株利益(調整後):1.38ドル(予想:1.27ドル)
    ・経常収益:86.8億ドル 4.8%増(予想:84.6億ドル)
      取引:78.3億ドル(予想:76.2億ドル)
      その他付加価値サービス:8.50億ドル(予想:8.61億ドル)
      米国:50.5億ドル(予想:48.8億ドル)
      海外:36.3億ドル(予想:35.8億ドル)
    ・トランザクション・マージン・ドル:39.0億ドル(予想:37.4億ドル)
    ・総決済額(TPV):4864.5億ドル(予想:4745.9億ドル)
    ・ヴェンモ決済額:938.1億ドル(予想:901.2億ドル)
    ・決済件数:67.5億件(予想:65.4億件)
    ・アクティブ顧客数:4億3900万件(予想:4億4014万件)
    ・営業利益(調整後):15.1億ドル(予想:14.3億ドル)
    ・FCF(調整後):18.3億ドル(予想:15.0億ドル)


    (7-9月・第3四半期)
    ・1株利益(調整後):1桁台前半の減益
    ・トランザクション・マージン・ドル:小幅なプラス成長

    (通期見通し)
    ・1株利益(調整後):約5.38ドル(予想:5.31ドル)
    ・トランザクション・マージン・ドル:約156億ドル(予想:153.4億ドル)
    ・FCF(調整後):60億ドル超

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース