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    2026年7月23日 3時02分

    オーチス、決算受け下落 通期利益見通しを下方修正=米国株個別

    (NY時間14:01)(日本時間03:01)
    オーチス<OTIS> 70.60(-1.36 -1.88%)

     エレベーターのオーチス・ワールドワイド<OTIS>が下落。取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益は予想範囲内だったものの、売上高は予想を上回った。ただ、株価は冴えない反応。通期ガイダンスを嫌気している。1株利益および営業利益の見通しを下方修正した。

     アナリストは以下のように評している。サービス事業の成長加速は、長期戦略の正しさを裏付ける内容となったが、通期利益見通しの下方修正は、その戦略を実現するためのコストが依然として想定以上に高いことを示している。

     経営陣は、サービス部門の生産性向上や顧客維持率の改善、AIを活用したきめ細かな価格設定の効果が表れるまでには時間を要すると見込んでおり、サービス事業への投資、生産性改善の遅れ、現場コストの上昇圧力が、価格引き上げ効果や改修事業の成長による恩恵を当面上回る可能性が高い。

    (4-6月・第2四半期)
    ・1株利益(調整後):1.01ドル(予想:1.01ドル)
    ・売上高:38.6億ドル 7.3%増(予想:37.4億ドル)
      サービス:25.8億ドル(予想:24.8億ドル)
      新設機器:12.8億ドル(予想:12.6億ドル)
    ・既存事業売上高:6%増(予想:2.8%増)
      サービス:9%増(予想:5.64%増)
      新設機器:1%減(予想:2.34%減)

    (通期見通し)
    ・1株利益(調整後):4.01~4.05ドル(従来:4.20~4.24ドル)(予想:4.19ドル)
    ・売上高:151~153億ドルを維持(予想:151.2億ドル)
    ・既存事業売上高:1桁台前半~半ばの増加
    ・新設機器事業売上高:1桁台前半の減少~横ばい
    ・営業利益(調整後):約24億ドル(従来:約25億ドル)(予想:24.8億ドル)

    【企業概要】
     エレベーター・エスカレーター・動く歩道を設計、製造し、直売や代理店・販売店経由で不動産業者・ゼネコン・政府等向けに販売、設置する。また、建物の所有者・施設管理者・住宅組合・政府機関向けに自社製品・他社製品の保守・修理サービスを行う。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース