2026年7月22日 23時17分
フーシ派、紅海要衝で攻撃準備 原油輸送ルートに緊張高まる
米海軍主導の合同海事情報センター(JMIC)は22日付の通達で、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が紅海南部の要衝バブ・エル・マンデブ海峡周辺にミサイルや無人機(ドローン)を配備し、通航船舶への攻撃準備を完了したと警告した。米CNBCが伝えた。
同海峡は紅海とアデン湾を結ぶ海上物流の要衝であり、米国とイランの対立が深まる中、フーシ派は以前から封鎖を示唆していた。
フーシ派は21日、サウジアラビアに対する海上封鎖を宣言し、同海峡を経由するサウジの石油輸出を遮断すると警告した。サウジはホルムズ海峡の代替ルートとして、パイプラインで紅海沿岸のヤンブー基地へ配送した原油の輸出を急拡大させており、6月の同海峡経由の輸出量は日量350万バレルと前年の24万バレルから急増している。
22日時点で同海峡における直接の攻撃は確認されておらず、JMICは脅威水準を「中程度」と評価、商業船舶の運航も継続しているとしている。しかし、民間企業のデータによると、22日の同海峡通航量は前日比で34%減少。さらに、計380万バレル相当の石油製品等を積んだサウジ関連のタンカー4隻が海峡到達前に引き返すなど、航行への影響が出始めている。
一方、イランもホルムズ海峡周辺でタンカーへの威嚇・攻撃を激化させている。国際海事機関(IMO)によると、7月6日以降、同海峡周辺では12隻が攻撃を受け、死傷者が発生。中東の二大海上輸送ルートにおける緊迫化により、世界の原油サプライチェーンに対する懸念が一段と強まっている。
株探ニュース
同海峡は紅海とアデン湾を結ぶ海上物流の要衝であり、米国とイランの対立が深まる中、フーシ派は以前から封鎖を示唆していた。
フーシ派は21日、サウジアラビアに対する海上封鎖を宣言し、同海峡を経由するサウジの石油輸出を遮断すると警告した。サウジはホルムズ海峡の代替ルートとして、パイプラインで紅海沿岸のヤンブー基地へ配送した原油の輸出を急拡大させており、6月の同海峡経由の輸出量は日量350万バレルと前年の24万バレルから急増している。
22日時点で同海峡における直接の攻撃は確認されておらず、JMICは脅威水準を「中程度」と評価、商業船舶の運航も継続しているとしている。しかし、民間企業のデータによると、22日の同海峡通航量は前日比で34%減少。さらに、計380万バレル相当の石油製品等を積んだサウジ関連のタンカー4隻が海峡到達前に引き返すなど、航行への影響が出始めている。
一方、イランもホルムズ海峡周辺でタンカーへの威嚇・攻撃を激化させている。国際海事機関(IMO)によると、7月6日以降、同海峡周辺では12隻が攻撃を受け、死傷者が発生。中東の二大海上輸送ルートにおける緊迫化により、世界の原油サプライチェーンに対する懸念が一段と強まっている。
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