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    2026年7月22日 3時44分

    ハリバートン、決算受け下落 営業利益が予想下回る=米国株個別

    (NY時間14:40)(日本時間03:40)
    ハリバートン<HAL> 32.99(-2.12 -6.04%)

     油田サービスのハリバートン<HAL>が下落。取引開始前に4-6月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。

     ただ、株価は冴えない反応。営業利益が予想を下回ったことが嫌気されている模様。また、主力のコンプリーション&プロダクション部門の第3四半期の売上高見通しが予想を下回ったことも圧迫。同社は同部門の第3四半期売上高について、前四半期比で横ばいから2%減を見込んだ。市場では1.7%の増収が予想されていた。

     ミラーCEOは決算説明会で「リグの増設が進み、これまで空いていた案件も埋まりつつある。事業環境は非常に良好だ」と述べた。また、主力のコンプリーション&プロダクション部門については「サービス価格も上昇しており、着実に改善が進んでいる。一度にすべてが変わるわけではないが、確実に前進している」と述べていた。

     ただ、こうしたコメントも、中東事業の低迷を補うには、北米事業の強さだけでは不十分との懸念が広がっている。アナリストは「投資家は同社について、中東への依存度が高いSLB<SLB>やウェザーフォードよりも今回の業界低迷をうまく乗り切ると期待していた」と指摘。

     「もう1つの課題は、SLBやウェザーフォードについては中東事業へのエクスポージャーが大きいことから、下期の業績期待がすでに引き下げられていた一方、同社には他地域で中東の落ち込みを補い、売上高や利益への影響を抑えられるとの期待があったことだ。その見方は、売上高については概ね正しかったが、利益については必ずしも当てはまらなかった可能性がある」と述べた。

    (4-6月・第2四半期)
    ・1株利益(調整後):0.55ドル(予想:0.54ドル)
    ・売上高:57.1億ドル 3.7%増(予想:55.1億ドル)
      コンプリーション&プロダクション:32.0億ドル(予想:31.6億ドル)
      ドリリング&エバリュエーション:25.1億ドル(予想:23.5億ドル)
       北米:22.8億ドル(予想:22.6億ドル)
       中南米:11.2億ドル(予想:11.1億ドル)
       欧州・アフリカ・CIS:10.2億ドル(予想:8.82億ドル)
       中東・アジア:13.0億ドル(予想:12.6億ドル)
    ・営業利益(調整後):6.83億ドル(予想:6.89億ドル)
    ・営業キャッシュフロー:8.24億ドル(予想:7.15億ドル)
    ・設備投資:2.35億ドル(予想:2.94億ドル)

    【企業概要】
     世界の国営および独立系の石油・天然ガス生産者向けに、エネルギー関連製品とサービスを提供する。炭化水素の探査や地質データの管理、掘削や地層の評価、坑井の建設や完成、生産の最適化などのサービスを提供し、貯留層のライフサイクル全体を通じて顧客の資産価値の最大化を支援する。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース