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    2026年6月5日 2時47分

    シエナ、好決算も大幅安 期待負け=米国株個別

    (NY時間13:44)(日本時間02:44)
    シエナ<CIEN> 525.55(-94.82 -15.28%)

     ネットワーク機器のシエナ<CIEN>が大幅安。取引開始前に2-4月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。第3四半期のガイダンスも公表し、予想を上回る売上高見通しを示した。AI関連需要の拡大を背景に高成長が継続している。

     ただ、好決算ではあったものの株価は冴えない反応。AI関連需要への期待が非常に高まっていたため、ガイダンスが投資家の期待に届かなかったと受け止められたようだ。

     アナリストは「AI関連需要を背景とした光通信機器の販売モメンタムは依然として強く、成長基調は維持されている。その一方「通期の売上高見通しは中央値で約3%増に留まっており、高まった市場期待からすると物足りなく映る可能性がある」と指摘した。

     しかし、第4四半期に必要となる売上高水準は概ね市場予想並みに留まると分析。背景に依然続くサプライチェーンの制約を挙げた。

     総じて、AI向け光通信需要は引き続き堅調であるものの、供給制約によって売上成長のペースが抑制されており、投資家が期待していたほどの上振れ余地は示されなかったとの見方が広がっている。市場では「業績は良好だが期待がさらに高かった」という典型的な“期待負け”の決算として受け止められている。

    (2-4月・第2四半期)
    ・1株利益(調整後):1.64ドル(予想:1.46ドル)
    ・売上高:15.7億ドル 40%増(予想:15.1億ドル)
    ・粗利益率(調整後):44.9%(予想:44.1%)

    (5-7月・第3四半期見通し)
    ・売上高:15.8~16.8億ドル(予想:15.8億ドル)

    【企業概要】
     幅広いネットワーク事業者向けにハードウェア・ソフトウェア・サービスを提供し、ネットワーク容量、サービス提供、自動化強化を支援する。世界市場において、通信サービスプロバイダー・政府・企業等で使用されるクラウド、ビデオ、データ、AI、音声など、幅広いネットワークトラフィックをサポートする。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美


    株探ニュース