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    2026年6月2日 22時55分

    ゴープロが続落 事業継続への疑義=米国株個別

    (NY時間09:52)(日本時間22:52)
    ゴープロ<GPRO> 1.08(-0.03 -2.27%)

     アクションカメラのゴープロ<GPRO>が続落。前日からの下げが本日も続いている。同社は、半導体メモリー価格高騰の煽りを受け、事業継続の危機に直面。米証券取引委員会(SEC)への届け出で、継続企業の前提(ゴーイングコンサーン)にリスクがあると警告し、デフォルト(債務不履行)回避に向け資金調達を模索していることを明らかにした。

     同社は1-3月(第1四半期)の売上高が26%減少したと発表。その際、融資契約上のコベナンツ(財務制限条項)を順守できず、貸し手からウェーバーを受けたことも開示していた。さらに前日提出した追加資料で、同社は継続企業の前提に「重大な疑義」があると説明。財務諸表の更新版を提出する見通しも示した。

     同社は先月にも、メモリー価格の80-115%上昇などを受けて、業績見通しが大きな影響を受けていることを明らかにしていた。4月に取引先からメモリー供給削減の計画を伝えられ、これにより売上高見通しが下振れするという。

     同社は複数の融資のコベナンツに抵触すると見込んでいる。デフォルトやクロスデフォルト条項が発動し、借入金の返済義務が生じた場合、対応に十分な流動性を確保できないとの見方も示した。
     
     これに先立ち同社は、事業売却や他社との合併の可能性を含む戦略的選択肢を検討するため、アドバイザーを起用したことを開示。4月には、世界の従業員を約23%削減する計画も明らかにしていた。

    【企業概要】
     世界の消費者に、防水カメラや、プロセッサ・大型センサー・画像安定化機能を備えたカメラ等を提供する。カメラ、装着型およびウェアラブルアクセサリ、サブスクリプションとサービス、契約後のサポートから収益を得る。製造の大半は外部委託され、製品は、小売店・販売店・ウェブサイトを通じて販売される。

    MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

    株探ニュース