2026年6月2日 22時49分
HPエンタープライズ、決算受け大幅高 供給ひっ迫が続く中でも需要堅調=米国株個別
(NY時間09:46)(日本時間22:46)
HPエンタープライズ<HPE> 58.68(+11.68 +24.85%)
HPエンタープライズ<HPE>が大幅高。前日引け後に2-4月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、27年度通期の1株利益の見通しを上方修正している。
クラウド&AI部門の売上高が77億ドルとなり、23%増加。同部門の営業利益率は12.4%となり、前年の6.6%から大幅に改善した。サーバーとネットワーキング製品に対する需要が大幅に伸び、来年まで続くと見込んでいる。
ネリCEOは「顧客は引き続きインフラの近代化とAI導入の拡大に投資している」と述べた。また、「今回の業績は、統合されたネットワーク製品群の強みと、株主へ提供している価値を示している」とも語った。
同社は2027年度の中期成長フレームワークも公表。売上成長は8ー12%を見込んでいるほか、1株利益は12ー16%の増益を見込んでいる。フリーキャッシュフロー(FCF)は少なくとも45億ドルを創出する見通し。
複数のアナリストが以下のようにコメント。
*27年度の売上高と利益のフレームワークを提示したことは、部品やメモリー供給のひっ迫が続く中でも需要が堅調であることを示している。
*デル<DELL>と同様に、同社も需要が価格に左右されにくいサーバー市場の強さと市場シェア拡大によって業績の大幅な上振れを実現している。サーバー顧客はDRAMヤNANDフラッシュ価格の上昇を受け入れており、供給不足による値上げを吸収している。結果、メモリーコスト上昇にもかかわらず利益を維持できている。
*レノボやデルの好決算を受けて市場の事前の期待値は極めて高かった。それにもかかわらず、同社は力強い需要、堅実な事業執行、ジュニパー・ネットワークスとのシナジー実現によって予想を大幅に上回った。また、株価収益率(PER)が依然として割安な水準にあることも同社株にとって追い風になっている。
(2-4月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.79ドル(予想:0.54ドル)
・売上高:106.8億ドル 40%増(予想:97.4億ドル)
ネットワーク:26.9億ドル
コーポレート投資・その他:2.81億ドル
・粗利益率(調整後):36.9%(予想:34.4%)
・営業利益率(調整後):13.3%(予想:10.5%)
・営業CF:14.1億ドル(前年:4.61億ドルのマイナス)
(5-7月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.88~0.93ドル(予想:0.58ドル)
・売上高:115~121億ドル(予想:108.8億ドル)
(27年度通期見通し)
・1株利益(調整後):3.35~3.45ドル(従来:2.30~2.50ドル)(予想:2.43ドル)
・売上高:29~33%増
・営業利益(調整後):80~85%増
・FCF:35億ドル以上(従来:20億ドル以上)(予想:22億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
HPエンタープライズ<HPE> 58.68(+11.68 +24.85%)
HPエンタープライズ<HPE>が大幅高。前日引け後に2-4月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、27年度通期の1株利益の見通しを上方修正している。
クラウド&AI部門の売上高が77億ドルとなり、23%増加。同部門の営業利益率は12.4%となり、前年の6.6%から大幅に改善した。サーバーとネットワーキング製品に対する需要が大幅に伸び、来年まで続くと見込んでいる。
ネリCEOは「顧客は引き続きインフラの近代化とAI導入の拡大に投資している」と述べた。また、「今回の業績は、統合されたネットワーク製品群の強みと、株主へ提供している価値を示している」とも語った。
同社は2027年度の中期成長フレームワークも公表。売上成長は8ー12%を見込んでいるほか、1株利益は12ー16%の増益を見込んでいる。フリーキャッシュフロー(FCF)は少なくとも45億ドルを創出する見通し。
複数のアナリストが以下のようにコメント。
*27年度の売上高と利益のフレームワークを提示したことは、部品やメモリー供給のひっ迫が続く中でも需要が堅調であることを示している。
*デル<DELL>と同様に、同社も需要が価格に左右されにくいサーバー市場の強さと市場シェア拡大によって業績の大幅な上振れを実現している。サーバー顧客はDRAMヤNANDフラッシュ価格の上昇を受け入れており、供給不足による値上げを吸収している。結果、メモリーコスト上昇にもかかわらず利益を維持できている。
*レノボやデルの好決算を受けて市場の事前の期待値は極めて高かった。それにもかかわらず、同社は力強い需要、堅実な事業執行、ジュニパー・ネットワークスとのシナジー実現によって予想を大幅に上回った。また、株価収益率(PER)が依然として割安な水準にあることも同社株にとって追い風になっている。
(2-4月・第2四半期)
・1株利益(調整後):0.79ドル(予想:0.54ドル)
・売上高:106.8億ドル 40%増(予想:97.4億ドル)
ネットワーク:26.9億ドル
コーポレート投資・その他:2.81億ドル
・粗利益率(調整後):36.9%(予想:34.4%)
・営業利益率(調整後):13.3%(予想:10.5%)
・営業CF:14.1億ドル(前年:4.61億ドルのマイナス)
(5-7月・第3四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.88~0.93ドル(予想:0.58ドル)
・売上高:115~121億ドル(予想:108.8億ドル)
(27年度通期見通し)
・1株利益(調整後):3.35~3.45ドル(従来:2.30~2.50ドル)(予想:2.43ドル)
・売上高:29~33%増
・営業利益(調整後):80~85%増
・FCF:35億ドル以上(従来:20億ドル以上)(予想:22億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース