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    2026年5月28日 22時45分

    米、月額1000ドル超の高額自動車ローンを抱える消費者が増加

     米国では大型ピックアップトラックやSUVの人気が続く中、月額1000ドル(15万9000円)超の高額自動車ローンを抱える消費者が増加していることが、新たな調査で明らかになった。

     信用情報のエクスペリアン・オートモーティブが第1四半期における500万件超の自動車ローン・リース契約を分析した結果、新車ローンの約19%が月額1000ドル以上の支払いとなっていた。前年の約17.4%から上昇。

     エクスペリアンのエコノミストは「高額ローン=高級車というイメージがあるが、実際はそうではない」と指摘。月額1000ドル超ローンの約74%は非高級車向けだったという。

     対象車種上位には、フォード<F>の「F-150」、シボレー1500」、ラム1500など人気ピックアップトラックが並んだ。

     わずか5年前は、月額1000ドル超ローンは市場全体の5.4%に過ぎなかった。

     しかし、2021ー22年の世界的な半導体不足を受け、自動車メーカー各社は利益率の高い上位モデル生産を優先。その結果、自動車価格は急騰し、ローン借入額も大幅増加した。

     同エコノミストは「高価格化によって、消費者の自動車購入・資金調達に対する感覚自体が変化している」と説明。「メーカー希望小売価格や高額ローン残高は依然下がっていない」と述べた。さらに「時間が経つにつれ、消費者は月額1000ドル支払いに慣れ始めていると思う」とも語った。

     現在、自動車ローン平均借入額は4万3952ドル(約700万円)と過去最高となっている。平均月額返済額も770ドルと過去最高へ上昇した。これらは依然として底堅い新車市場を反映。

     延滞率もやや悪化。30日超延滞ローン比率は新車ローン全体の2%へ上昇したほか、60日延滞率も上昇している。ただし、同エコノミストは「延滞率は依然として2018年水準を下回っている」と指摘。

     また、「60日延滞増加の主因はサブプライム層にある。信用スコアが低い層ほどデフォルトの確率が高くなる」とも分析した。

    株探ニュース